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数日前、父が死んだ。 朝方だったので死に目には会えなかった。 東京駅から新幹線に乗り、昼前に父が入院していた神戸の病院についた。 姉はどうしても外せない出張先から同じく新幹線に乗ってやってきた。 病理解剖をしたいといわれたので、病棟の入り口の椅子に座り母と姉と三人で待つ。 10時から始まった解剖は、2時間くらいで終わると思っていたが結局3時までかかった。 主治医の説明では感染対策に時間がかか...
さあ、始めましょう! この往復書簡マガジン「俺たちは誤解の平原に立っていた」は、ヤンデル先生と私が、交互に記事をお届けして、正確な医療情報を手に入れるヒントを得てもらおうという、真面目、だけど時々ふざけながら進む企画です。 新型コロナでも色々な情報が溢れて、「どれを信じたら良いか?」と悩まれている方も多いかと思います。そのような方に読んでいただけると、正確な医療情報をうまく見つけるヒントが得...
ほぼ無意識に研究者をビジョン型とハードワーカー型に分けて見ている。 自分の周りにいた研究者にかぎれば、おおよそビジョン型が2割でハードワーカー型が8割だ。 ビジョン型は頭脳派、ハードワーカ型は体力派と言い換えてもいいのだが、少し異なったニュアンスを含む。 目的地を強く意識しているのがビジョン型で、ハードワーカー型は研究をすすめていく方向性や明らかにしたいことが明確ではなくぼんやりしている。...
旅に出ようやーー。 水曜どうでしょうの藤村D・嬉野Dによる月刊マガジン発刊に合わせ、 東京にてD陣と腹を割って語り合うイベントが開催されます! 腹を割って話すナイト~水曜どうで症 診断~5/11(土) 株式会社ピースオブケイク 嬉野雅道 藤村忠寿 病理医ヤンデル チケットの購入はLivePocketで htt.livepocket.jp 腹を割って話すナイト~病理医ヤンデル先生の水曜どうで症...
by Skitterphotoクモはお尻から糸をだし、電場の力を借りて空高くにまで上昇し、羽がないにも関わらず「飛行して」移動ができるということが研究で示されました。Electric Fields Elicit Ballooning in Spiders: Cur
創作物には二種類ある。 現実から独立した世界を持つ作品と、現実の問題を比喩化または物語化した作品。 前者は社会的メッセージを持たない。 むしろ視聴者はひとときでも現実を忘れるため、作品に触れる。 後者は、実際に起きたできごとを扱ったり、事実からエッセンスを抜き出して物語にする。 作品を見終わったあと、読み終わったあとに視聴者は、この世の中で起きている問題を認識したり、自分の課題を見つけたり、...
新聞やweb媒体、雑誌などに掲載されている、科学に関する記事を読むときにどうしても消えない違和がある。 批判する気持ちではなく、どうしたらいいのだろうかと途方に暮れる。 例えば、「iPS細胞は通称、万能細胞と呼ばれ、体のあらゆる細胞になることができる」といった文章を見かけたとする。 何も間違ってはいない。 ほぼ正確な記述でなんの文句もない。 それでも小さな違和がある。 それは、専門分野として...
科学コミュニケーターになるべく活動しています。 元生物系の研究者です。 2021年3月まで東京大学で働いていました。 世間にはすでに多くの方が、科学や科学技術について広める役割をはたしています。 新聞社やジャーナリストには科学やテクノロジーを専門にされている方もいますし、大学や研究所には現役で研究をされながら、本や講演、SNSなどで最新の科学について発表されている方もいます。 とくに最近は医...
生物実験は料理に似てる。 お菓子作りでもいい。 だいたいどちらも、材料を量ったり細かくしてから、混ぜたり煮たりする。 一定の温度のまま寝かせることもあるし、混ぜた材料を型に流し込んで固めたりもする。 ただし、ひとつ決定的に違うことがある。 料理はできあがりがよければ、つまりは美味しくできていれば成功だけれど、実験はいくら綺麗な結果が出てもそこから何か新しいことが見つからなければ意味がない。...
どこまでを自己として認識しているのか時々よくわからなくなる。 のべつまくなし疑問に感じているわけではなく、普段生活しているぶんには、自分の肉体を「自分」だと自然に定義していると思う。 ところが例えば、交感神経や副交感神経といった自律神経は、鼓動や呼吸、腸の運動、その他内蔵システムを「勝手に」制御している。 中枢神経とは関係なく、文字通り自律的に彼らは働いていて、意識して鼓動のテンポや、胃腸の...
自分も含めて周囲をぐるっと見回すと、目的に適うことを「正しい」と言っているケースが多い。 「お金がなくても幸せになれる」という考え方が正しいかどうかは、求める幸せによって違ってくるだろうから、目的とする幸せについてすり合わせないでこの命題の正誤を判定してもしょうがない。 もし、ある人の幸せがお金を必要としないのであれば正しいし、そうじゃないのなら正しくないだけだ。 普段の生活の中で使う、「正...
自分は生物学のどこが好きなのだろう、と考えた結果、「ピタゴラスイッチだ」という結論になった。 ボールが転がったらシーソーが動いて次にレールにつながって、みたいに次々と仕掛けが連動していく、例のアレである。 プログラミングにしろ機械的な仕掛けにしろ、何かと何かがうまくつながっているのを見たとき、不思議と良い気持ちになる。 ピタゴラスイッチは実際にモノをつかっているけれど、論理回路とかプログラミ...
先週の子音編に続き、英語の発音を。 子音編はこちら 今回は、母音についての個人的な覚え書きを書いてみたいと思う。 母音は、ネイティヴの間でもかなりバリエーションがあって、どれが正解というものはない。 例えば、"hot"の"o"の発音は、 / ɑ / 、 / ɒ / 、 / ɔ /の3種類ある(もうひとつ増えて4種類かもしれない)。 最近の潮流としては、アメリカでは / ɑ /が、イギリスでは /...
『いんよう!』というPodcast番組を、ヤンデル先生とはじめて2年ほどたつ。 始める2ヶ月前、学会で札幌を訪れた。 会が終わった夜、ヤンデル先生と一緒に狸小路にある居酒屋へ行き、「ラジオやらない?」と言ったことは覚えているが、始めた理由はよく思い出せない。 ヤンデル先生は理由も内容も聞かず、やりましょうとふたつ返事で答えた。 その様子は忘れていない。 始めた理由を記憶していないのだから、番...
以前、静岡の久能山東照宮を訪れたとき、歴史ボランティアガイドの人につかまった。 日光の東照宮は後から建てられたもので、家康の墓があるのはここ静岡の東照宮の方だとその人は言った。 駿府は家康の居城だったから当然といえば当然かもしれない。 その家康の廟の裏手に愛馬の墓があり、木製の墓標が立っているのが気になったので近寄った。 墓標の文字を解読していると、横に立っていたそのボランティアの方から話し...
数学は不思議な存在だ。 世の大半の人は興味がない。 しかし、現代社会にとって不可欠な科学のすべては、数学がなくては成り立たない。 それなのに、というか、ごく当たり前に、生物・医学系の研究者の中には数学を苦手とする人がたくさんいる。 彼らは、学会発表で数式が出た途端、話を聞かなくなる。 生物物理や数理生物学、生物情報学など、数学を使って生物を研究している人たちは、そういう聴衆の姿を散々目にして...
科学 · 2024年
医学と基礎生物学は、持ちつ持たれつで発展してきた。 病気の研究をすることで生物学が進展し、生物学の成果により医学が進歩する。 医学は体の異常を研究し、 基礎生物学は体の正常を研究する。 異常を理解するためには正常が必要で、正常を理解するためには異常が必要だ。 医学部のカリキュラムでは、最初に正常な人体を勉強する。 解剖学、生理学、生化学などなど。 これらは全て人間がどうやって正常に生きて動く...
データの良し悪しを、お菓子作りに例えてみようと思う。 自分でクッキーやケーキを焼いた経験がほとんど無いので、お菓子作りに関して奇妙な表現があっても許してほしい。 まずは生物実験の要領をSDS-PAGE法を例として挙げて説明する。 SDS-PAGE法はタンパク質を可視化する方法だ。 ある程度、量の多少も分かる(定量性がある)。 学生実験で行われる(?)、薄層クロマトグラフィーの遠い親戚だと思っ...
浅生鴨さんがnoteに、自己肯定感を得るためには他人を褒めればいいと書いていた。 https://note.mu/asokamo/n/n6f022477ee46 わたしは、まあまあ自己肯定感が低い。 めちゃくちゃ低いわけではない。でも平均は下回っていると思う。 だからぼんやりとではあるが、自己肯定感についてずっと考え続けている。 この機に乗じて浅生鴨さんの意見に少し付けたしておく。...