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水声社

@suisei_sha

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文学、芸術、人文科学に関する書籍の出版社、水声社の公式アカウントです。1981年「書肆風の薔薇」として創業。新刊情報などをお知らせします。Amazonでは販売しておりません。

東京都文京区小石川2-7-5
Joined January 2018
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@suisei_sha
水声社
2 years
弊社刊行物について、「絶版」などの誤った情報が見受けられます。在庫状況につきましては、弊社営業部までお問い合わせください。直接注文も承ります。詳細はこちら:
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@suisei_sha
水声社
3 months
正社員募集のお知らせ
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@suisei_sha
水声社
3 years
長らく在庫僅少だった書籍4点を、6月下旬発売で重版いたします。(1)叢書《記号学的実践》ジェラール・ジュネット『物語のディスクール』(花輪光+和泉涼一訳)。『失われた時を求めて』を素材に、物語の一般理論、物語の《新たな修辞学》の確立をめざす、必読書との声も高い野心的大著。(続く)
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水声社
6 years
2月26日頃発売の新刊:ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』《フィクションのエル・ドラード》鼓直=訳。延々と続く独白のなかで人格は崩壊し、自己と他者、歴史と神話、論理と非論理の対立が混じり合う語りの奔流となる。『百年の孤独』と双璧をなすラテンアメリカ文学の最高傑作。
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水声社
4 years
2月の新刊:ドストエフスキー『詳注版 カラマーゾフの兄弟』(杉里直人訳)。すべてを1冊に収めた本篇の新訳(本邦16番目)と、作中の諺、衣服、風俗や、当時の裁判・教育制度、聖書テクストへの密かな言及等への膨大な注釈を含む「注・解説・年譜篇」からなる函入二巻本。
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水声社
6 years
ツイッターをはじめました。新刊・イベント情報などを発信していきます。よろしくお願いいたします。
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水声社
3 years
5月の新刊:《フィクションの楽しみ》ドン・デリーロ『沈黙』(日吉信貴訳)。原因不明の大停電が日常を覆った。困惑する人々が徘徊し、暴動に揺れる真夜中の大都会。闇を怖れるように集った5人は何を思い、何を語り、何を求めるのか。2020年10月に原書刊行のデリーロ最新作!
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水声社
2 years
11月の新刊:マリオ・バルガス・ジョサ『ガルシア・マルケス論』(寺尾隆吉訳)。『百年の孤独』で完成をみたガルシア・マルケスの小説世界はいかなるものか、絶頂期の各作品をバルガス・ジョサが丁寧に読み解き、さらに自身の創作作法をも明らかにする壮大な文学探求の試み。
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水声社
6 years
水声社の新たな雑誌「午前四時のブルー」(責任編集=小林康夫)刊行開始。Ⅰ巻目は特集として文学、芸術、哲学の各界で活躍する執筆陣がP・キニャールの一文「謎、それは自分である」に導かれ、自由に寄稿した対談、テクストを収録。本書は小社に直接ご注文いただけます。
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水声社
2 years
8月の新刊:アストリッド・エアル『集合的記憶と想起文化――メモリー・スタディーズ入門』(山名淳訳)。象徴、メディア、相互作用、制度を通じて、文化は集合的記憶を確立する――社会科学、歴史学、哲学、心理学、文学研究などの多様な領域を接続する《記憶研究》の最新の成果。
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水声社
2 years
6月の新刊:『バタイユ書簡集 1917-1962年』(岩野卓司他訳)。さまざまな作品のアイデアや批評、日常の瑣事など、青年期から晩年に至るまでの、バタイユが友人・知人へ宛てた書簡を集成する。ブランショからバタイユ宛の書簡も収録。
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水声社
3 years
5月の新刊:叢書《言語の政治》ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『受肉した絵画』(桑田光平・鈴木亘訳)。セザンヌも愛読したバルザックの短編小説『知られざる傑作』をもとに、色彩という観点から美術史や文学史、思想史を通して絵画の「生」を探究する。
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水声社
3 years
11月の新刊:松岡佳世『ハンス・ベルメール——身体イメージの解剖学』。ダダ・シュルレアリスムを背景に、人形のみならず版画・彫刻・デカルコマニーなど多様なメディアを通じて「身体イメージ」の問題に取り組んだ芸術家を、「交換可能性」という視点から包括的に論じる。
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水声社
2 years
2月の新刊:小森謙一郎・戸塚学・北村紗衣編『人文学のレッスン——文学・芸術・歴史』。小説はどう読めばよい? シェイクスピア劇の異性装? フロイト先生の記憶違い? 人文学を代表する「文学」「芸術」「歴史」の3つを具体的に学びながら、考える基礎が身につく12のレッスン。
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水声社
3 years
10月の刊行予告です。 10.27発売 恋愛のディスクール——セミナーと未刊テクスト 《叢書記号学的実践32》 ロラン・バルト/桑田光平他訳 10.27 宮川淳とともに 吉田喜重+小林康夫+西澤栄美子 10.27 フローベール 文学と〈現代性〉の行方 松澤和宏+小倉孝誠編
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水声社
3 years
4月の新刊:『ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む』(佐藤嘉幸・立木康介編)。13年にわたって続けられたコレージュ・ド・フランス講義を前期・中期・後期に分け、各時期の中核的主題を際立たせつつ、フーコー理論の真の骨格を抉出する初の試み。
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水声社
3 years
6月の新刊:M・バフチン+V・ドゥヴァーキン『バフチン、生涯を語る』(佐々木寛訳)。20世紀最大の思想家の1人、ソビエト・ロシアの哲学者=文芸学者ミハイル・バフチン。晩年に行われた計13時間の非公式インタビューを詳細な訳注付きで全訳。バフチンの唯一の〈回想録〉。
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水声社
3 years
まもなく発売の『ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む』の、「まえがき」をブログで公開しました。「試し読み」からPDFをご覧いただけます。
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@suisei_sha
水声社
3 years
5月の新刊:《フィクションの楽しみ》ロベール・パンジェ『パッサカリア』(堀千晶訳)。不可解な死をめぐって展開する謎めいたエクリチュール。錯綜した言葉の森の果てにぼんやりと立ち現れる破局と解体……ロブ゠グリエやベケットの絶賛をあびた極北のヌーヴォー・ロマン。
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水声社
4 years
6月の新刊:ジャン=リュック・ナンシー『モーリス・ブランショ――政治的パッション 』(安原伸一朗訳)。自らの活動をあけすけに語るブランショの書簡、同時代人たちの証言、そしてナンシーによる解説。ブランショの「転向」をめぐる、政治的問い。《批評の小径》
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水声社
3 years
1月の新刊:『洞窟の経験——ラスコー壁画とイメージの起源をめぐって』(吉田裕・福島勲編)。シャール、バタイユ、ブランショ、ブルトンら、「ラスコー壁画」に魅惑された20世紀フランスの作家・哲学者たちの思考をプリズムに、人間とイメージの起源を問い直す待望の論文集。
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水声社
4 years
11月の新刊:『ピエール・クロソウスキーの現在——神学・共同体・イメージ』(大森晋輔編)。未訳のテクストや貴重な対談、リンギスの共同体論やビュトールの活人画論など豊富なテクストを収めた、特異にして多様な作家クロソウスキーの「いま」を問い直す必携の書。
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水声社
5 years
9月の新刊:デイヴィッド・ブラウン『ソニック・ユース』(岡田正樹訳)。20世紀の音楽シーンを駆け抜け、アート/ノイズ/ロックの垣根をぶっ壊した、オルタナティヴ・ロックの先駆者ソニック・ユース。多数のオリジナルインタビューと詳細な調査をもとに書かれた決定版評伝。
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水声社
5 years
12月の新刊:ユベール・ダミッシュ『カドミウム・イエローの窓――あるいは絵画の下層』。『知られざる傑作』を論じた「絵画の下層」、最良のモンドリアン論として名高い「視線の目覚め」ほか、二十世紀の美術が依拠した理論と歴史の布置を問い直す、鋭敏な論考の数々を収録。
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水声社
2 months
【イベントのお知らせ】『シュルレアリスム宣言』(1924)の百周年を記念した連続講演会が、鈴木雅雄先生のコーディネートにより開催されます。第一弾は5月18日(土)に早稲田大学にて開かれます。予約不要、入退室自由です。
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水声社
3 years
【重版】(2)叢書《記号学的実践》ウラジミール・プロップ『昔話の形態学』(北岡誠司+福田美智代訳)。構造言語学におけるソシュール『講義』にも比すべき位置をもつ、記号学の第一の古典。(続く)
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水声社
3 years
現代フランスを代表する哲学者、ジャン=リュック・ナンシー氏が8月23日に亡くなりました。氏の著作、また氏に関する水声社での既刊本をご案内します。
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水声社
3 years
6月の新刊:アラン・バディウ『思考する芸術——非美学への手引き』(坂口周輔訳)。芸術を真理との関係から問い直し、ダンス、映画、演劇、散文、詩を例に作品でも作者でもなく出来事的な切断によって先導される《芸術的布置》の次元を見定める渾身の芸術論。
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水声社
3 years
5月の新刊:《フィクションのエル・ドラード》アドルフォ・ビオイ・カサーレス『英雄たちの夢』(大西亮訳)。カーニバルに沸くブエノスアイレスの夜、主人公は《仮面の女》と邂逅する……ラプラタ幻想文学の旗手による、ボルヘスが《世界で一番美しい物語》と評した傑作。
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水声社
5 years
《パスカル・キニャール・コレクション》新刊:『音楽の憎しみ』(博多かおる訳)。音楽という暴力、音楽という闇。ギリシャ神話、ホロコースト、文学的題材を逍遥しながら、心を魅了し、呪縛し、引き裂く音楽を人類の初源から問う、孤高の思索/詩作。
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水声社
3 years
6月の新刊:『ジョージ・オーウェル『一九八四年』を読む』(秦邦生編)。動物、ジェンダー、情動、〈ポスト真実〉やポピュリズムといった多様な観点からの精読や、受容史やアダプテーションなど関連作品の分析を通し、今こそこの文学的事件の真価を問う、『一九八四年』読解。
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水声社
3 years
8月の新刊:《人類学の転回》アルフォンソ・リンギス『わたしの声――1人称単数について』(水野友美子・小林耕二訳)。ことばによって、来るべき未来の幻に身をゆだねること。哲学、言語学、人類学、精神分析を横断しながら、かけがえのない〈わたし〉の存在をめぐる旅へ。
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@suisei_sha
水声社
4 years
研究座談会『文学としての人文知』、第3回「無意識と文学――ラカンとメルロ=ポンティ」の全文を公開しました。精神分析学者・立木康介先生、フランス現代哲学の研究者・廣瀬浩司先生をお招きし、2019年12月7日(金)東京大学文学部で開催されました。
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@suisei_sha
水声社
3 years
8月の新刊:原求作『古代教会スラヴ語入門』。全スラヴ文章語の母体となった古代教会スラヴ語の文法を、とくにロシア語との関連の説明に重点をおき、多数の例文とともに親しみやすい解説で解きあかす、現代ロシア語のよりよい理解にむけた古代教会スラヴ語文法の入門書。
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水声社
1 year
12月の新刊:ジャック・デリダ『絵葉書II』(若森栄樹+大西雅一郎訳)。フロイト『快原理の彼岸』の未曾有の読解を提示し、ラカンの『盗まれた手紙』読解における「真理」概念を徹底的に批判する、デリダによるフロイト・ラカン論。明解な日本語による待望の翻訳。
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水声社
3 years
5月の新刊:エリ・リシツキーほか『革命の印刷術——ロシア構成主義・生産主義のグラフィック論』(河村彩編訳)。優れたデザインは印刷物資の不足を克服する! 識字率の低い民衆に〈伝える〉ためのデザインの方法を模索した、初期ソ連の傑出した印刷メディア論を集成。
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@suisei_sha
水声社
2 years
5月の新刊:鈴木雅雄+中田健太郎編『マンガメディア文化論——フレームを越えて生きる方法』。デジタルマンガの隆盛をうけて、マンガの境界線がますます拡張されている現在、マンガはどのようなメディアなのか。前著『マンガ視覚文化論』に続く、シリーズ3部作の完結編。
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水声社
3 years
7月の刊行予告です。 7.12 コロナ・エポック スタシス・エイドリゲーヴィチュス+中川素子 7.27 廃墟の形《フィクションのエル・ドラード》 J・G・バスケス/寺尾隆吉訳 7.27 残酷物語 ヴィリエ・ド・リラダン/田上竜也訳 7.27 クラウドジャーニー 加藤有希子
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@suisei_sha
水声社
4 years
7月の新刊:M・フリード『没入と演劇性——ディドロの時代の絵画と観者』(伊藤亜紗訳)。観者の存在を前提とするミニマリズム作品を批判した概念として名高い「演劇性」。画家たちの様々な試み、当時の批評家の言説を読み解き、観者を問うその理論的枠組を大胆に提示する。
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@suisei_sha
水声社
3 years
12月の新刊:《パスカル・キニャール・コレクション》『ダンスの起源』(桑田光平+堀切克洋+パトリック・ドゥヴォス訳)。ギリシャ神話の「メディア」をもとに、暗黒舞踏から、誕生以前の身体のダンスまで遡る。みずから数々の戯曲を手がけるキニャールによる、闇の舞踊論。
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水声社
4 years
9月の新刊:ハロルド・ローゼンバーグ『芸術の脱定義』(桑田光平・桑名真吾訳)。「アクション・ペインティング」の概念を生み、サルトルやドゥルーズにも影響を与えた美術批評家による、戦後現代美術のパフォーマティヴな「脱」芸術批評。
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水声社
2 years
2月の新刊:『言語の中動態、思考の中動態』(小野文・粂田文編)。言語と主体と認識の枠組みをゆさぶり、思索を誘発してやまない概念、「中動態」――近年、再注目されるこの概念をめぐって、言語��心理、哲学、思想、文学、芸術の観点から迫り、その軌道と圏域を見極める。
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@suisei_sha
水声社
2 months
4月の新刊:生熊源一『ロシア宇宙芸術——宇宙イメージからみるロシア美術史』。スプートニク1号の打ち上げとガガーリンの飛行で幕を開けた宇宙開発競争の時代、ソ連の芸術家たちの想像力もまた宇宙へと飛翔した——ロシア宇宙主義を背景に、作家たちが形づくる星座を観測する。
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@suisei_sha
水声社
3 years
7月の新刊:《ヴィリエ・ド・リラダン・コレクション》『残酷物語』(田上竜也訳)。澁澤龍彦も耽溺したデカダンス作家の傑作小説を集めた異色のコレクション。第1弾はヴィリエの〈反レアリスムの美学〉が結晶化した短編集。詳註を付した決定版!
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@suisei_sha
水声社
5 years
2月発売の新刊:『引用の文学史――フランス中世から二〇世紀文学におけるリライトの歴史』(篠田勝英・海老根龍介・辻川慶子編)。中世から20世紀までフランス文学における豊富な「引用=書き直し」の事例を読み解き、その多様な広がりに焦点を当てるアクチュアルな研究成果。
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@suisei_sha
水声社
3 years
3月の新刊:今井瞳良『団地映画論――居住空間イメージの戦後』。新時代、密室、郊外、不気味、懐古……千変万化のイメージをまとった日本の「団地」は、映画においても時代の息吹を指し示した。移りゆく戦後日本の居住空間を代弁/批評してきた「団地映画」を解読する。
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@suisei_sha
水声社
3 years
9月の新刊:髙山花子『モーリス・ブランショ——レシの思想』。ブランショがその批評と作品を通して追求した「レシ(récit)」=物語とはなにか。初期から晩年までの思想をたどり、言葉が《出来事そのもの》として表出する空間を明らかにする。
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@suisei_sha
水声社
3 years
12月の新刊:桑野隆『言語学のアヴァンギャルド』。構造言語学―記号学の源泉となった、1910-20年代のソ連における言語学の革新。ボードアン・ド・クルトネ、ヤコブソンからバフチン、ボガトゥイリョフにいたる多彩な言語学者、記号学者たちの思考の歩みを克明に辿る。
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@suisei_sha
水声社
3 years
6月の新刊:《フィクションの楽しみ》エドゥアール・グリッサン『マホガニー――私の最期の時』(塚本昌則訳)。ある子どもの胎盤とともに植えられた1本のマホガニーの木。逃亡ののち銃殺された子どもはその根元に埋葬される。木が、無数の���なき声とともに語りはじめる……。
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@suisei_sha
水声社
1 month
【イベントのお知らせ】『シュルレアリスム宣言』(1924)の百周年を記念した連続講演会が、鈴木雅雄先生のコーディネートにより開催されます。第一弾は明日18日(土)に早稲田大学にて開かれます。予約不要、入退室自由です。
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水声社
2 years
2月の新刊:《人類学の転回》マルク・オジェ『メトロの民族学者』(藤岡俊博訳)。日々なにげなく通り過ぎる地下鉄はいかなる場=空間なのか? パリのメトロを契約的かつ経済的な空間として読み解く《地下鉄の人類学》。
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@suisei_sha
水声社
3 years
【重版】(4)叢書《言語の政治》ピエール・クラストル『国家に抗する社会』(渡辺公三訳)。若くして非業の死を遂げた人類学者が、西欧中心的未開社会像を根底から転倒する。
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@suisei_sha
水声社
6 years
12月発売の《フィクションの楽しみ》新刊:ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』(都甲幸治訳)。戦争、記憶、意識、宇宙をめぐる対話。砂の彼方に消える声。虚空を領する絶対の静寂が、アメリカの光と闇、人間精神の孤独を穿つ。鬼才デリーロの傑作中編が、満を持して登場!
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@suisei_sha
水声社
4 years
研究座談会「文学としての人文知」第2回をブログにて公開しました。今回はシェフェール『なぜフィクションか?』をめぐって、小説や物語に限定されず、映画、演劇、ゲーム等のジャンルを含む、世界への知覚を深め理解するためのメカニズムとしての「虚構」について議論します。
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@suisei_sha
水声社
3 years
8月の新刊:モーリス・ブランショ『文学時評1941-1944』(郷原佳以・門間広明・石川学・伊藤亮太・髙山花子訳)。第2次大戦期に『ジュルナル・デ・デパ』紙に連載された、多岐にわたるジャンルの文学時評。ブランショの思想的原点を証言する貴重な資料。
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@suisei_sha
水声社
3 months
4月の新刊:《人類学の転回》アネマリー・モル『食べる――理論のためのレッスン』(田口陽子+浜田明範+碇陽子訳)。いかにしておいしく食べ、よりよく生きるのか。持続可能性の問題を背景に、西洋哲学における人間中心主義を、日常の《食べる》ことから問い直す。
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@suisei_sha
水声社
8 months
【受賞】小社より2023年6月に刊行された『評伝 ポール・ヴァレリー』(恒川邦夫監訳)が、第59回日本翻訳出版文化賞を受賞しました。選考委員の皆様をはじめ、このたびの選考に関わられた皆様に感謝申し上げます。
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@suisei_sha
水声社
3 years
9月の刊行予告です。 9.1発売 文学時評 1941-1944 モーリス・ブランショ/郷原佳以ほか訳 9.27 モーリス・ブランショ——レシの思想 髙山花子 9.27 その夏は忘れない ジャン・ペロル/末松壽訳 9.27 レトロの街 須田慎吾 9.27 運命の謎——小島信夫と私 三浦清宏
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@suisei_sha
水声社
3 years
9月の新刊:大塚英志編『運動としての大衆文化』。現代ポピュラーカルチャーの、かつてのカウンターカルチャーや戦時下のプロパガンダとの結びつきなど、政治的社会的水脈を掘り起こし、戦前から現代までの大衆文化史のダイナミズムを捉える。
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水声社
3 years
【重版】(3)叢書《言語の政治》ジャン=フランソワ・リオタール『ポストモダンの条件』(小林康夫訳)。ポスト構造主義の旗手による極北的ポスト・モダン論。(続く)
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水声社
3 years
『ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む』オンライン公開書評会のお知らせ。
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水声社
5 years
【増刷のお知らせ】在庫僅少になっていた『夜のみだらな鳥』を増刷中です。来週には出来上がります。
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水声社
3 years
3月の新刊:柴田隆子『オスカー・シュレンマー——バウハウスの舞台芸術』。バウハウスの教育者にして舞台芸術家オスカー・シュレンマー。授業内容と演出を手がけた舞台空間を豊富な資料から掘り起こし、芸術の可能性を切り拓いた空間創造の力学を明らかにする。
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水声社
6 years
6月の新刊:マイケル・タウシグ『模倣と他者性』(井村俊義訳)《人類学の転回》。インディアンと遭遇した西欧人は、やがて「表象する」ものと「される」ものという関係から逸脱していく。「近代」が抑圧してきた人間の〈模倣の能力〉を世界創造の力として復権させる試み。
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@suisei_sha
水声社
3 years
研究座談会『文学としての人文知』、第4回「イメージの歴史」の全文を公開しました。美術史の松井裕美先生、イメージ論の森元庸介先生をお招きし、2020年10月17日(土)、早稲田大学文学部フランス文学研究室の主催でオンライン開催されました。
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水声社
4 years
《フィクションのエル・ドラード》新刊:エレナ・ポニアトウスカ『レオノーラ』(富田広樹訳)。動物と会話し精霊が見える少女がシュルレアリスム絵画に出会い......不世出の画家レオノーラ・キャリントンの生涯を、現実とフィクションのあいだに描きだした傑作長篇。
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@suisei_sha
水声社
4 years
《パスカル・キニャール・コレクション》の新刊:『はじまりの夜』(大池惣太郎訳)。自らが不在でありながら、自らの起源でもある、孕まれた即夜。夜の画家たちによって生み出された起源の場面から、イメージなるものを考察する、幻想的な絵画論。
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水声社
3 years
10月の新刊:ロラン・バルト『恋愛のディスクール――セミナーと未刊テクスト』(桑田光平他訳)。高等研究実習院で開講された「恋愛のディスクール」をめぐるセミナーの記録。講義から書物へ、口述から筆記へ、草稿からテクストへの変容の道筋が明らかとなる。
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@suisei_sha
水声社
2 years
12月の新刊:《フィクションの楽しみ》ドン・デリーロ『ホワイトノイズ』(都甲幸治+日吉信貴訳)。混沌に引き裂かれた現代社会を人類は乗り越えることができるのか? ポストモダン文学随一の傑作が〈新訳〉として装いも新たに登場。映画版も全国劇場で公開!
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水声社
4 years
8月の新刊:エドゥアール・グリッサン『憤死』(星埜守之訳)。腐敗した政治、次々と運ばれる遺体、終わることなく倒れては起き上がる3人の失業者たち……夢見た世界は破れ、残されたものとは? たたみかけるようなクレオール語で綴られるカリブ海文学の歴史的・創造的原点。
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水声社
2 years
7月の新刊:鈴木雅雄『火星人にさよなら——異星人表象のアルケオロジー』。C=I・ドゥフォントネー、シャルル・クロ、オーギュスト・ブランキ、霊媒エレーヌ・スミスと観察者フルールノワ……異星人という《不可能なイメージ》を描いた者たちの夢の軌跡をたどる異色の試み。
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@suisei_sha
水声社
3 months
3月の新刊:『アンチ・ダンス——無為のコレオグラフィ』(宇野邦一・江澤健一郎・鴻英良編)。肉体とともに言語の意味が無限に開かれるダンスは、いかなる強度をもった芸術なのか。「無為」「身体」「ダンス」の三部から論じ、現代思想の核心を貫くその問いの射程を眺望する。
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水声社
3 years
1月の新刊:江澤健一郎『中平卓馬論——来たるべき写真の極限を求めて』。1960年代から写真家、批評家として注目を集めた中平卓馬の初期から晩年までの撮影行為と執筆活動の軌跡をたどり、《記憶》を鍵に写真が存在する地平そのものの条件をラディカルに思考する、出色の写真論。
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@suisei_sha
水声社
5 years
《フィクションのエル・ドラード》新刊:フェリスベルト・エルナンデス『案内係』(浜田和範訳)。思いがけず暗闇で目が光る能力を手にした男が密かな愉しみに興じる表題作をはじめ、ガルシア・マルケスらに多大な影響を与えたウルグアイの奇才による傑作短篇集。
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水声社
4 years
《フィクションのエル・ドラード》の新刊:アレホ・カルペンティエール『時との戦い』(鼓直+寺尾隆吉訳)。傑作「種への旅」をはじめとする旧版に新たに4編を加えた、時間の枠組みを大きく逸脱させるユーモアとアイロニーが散りばめられた決定版短編集。
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水声社
19 days
6月の新刊:トーマス・クロウ『芸術の知性』(長谷川宏+林道郎訳)。芸術作品に内在する解釈への誘いに耳を傾け、作品を生成するさまざまな力の緊張関係を描き出す。芸術作品の知的探究が秘める可能性を解き明かす、もう一つの美術史への招待。
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水声社
5 years
6月の新刊:ウィリアム・マルクス『オイディプスの墓――悲劇的ならざる悲劇のために』(森本淳生訳)。ギリシア悲劇はほんとうに「悲劇的」だったのか。ギリシア悲劇の4つのテーゼを明らかにすることで、ギリシア悲劇をめぐる近代的誤謬から本来の悲劇を救う〈不可能な〉試み。
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水声社
10 months
9月の新刊:《フィクションのエル・ドラード》『閉ざされた扉——ホセ・ドノソ全短編』(寺尾隆吉訳)。「謎のヴェールに包まれた変身あるいは失踪で幕を閉じる物語、これぞ手品師ドノソの真骨頂だ」(O・モヤ)。日常からつまはじきにされた者たちの世界を描き出す短編集。
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水声社
3 years
11月の新刊:滑川英達『魔術的音楽のために――魂の宿す声、音に宿る神秘』。人間の認識゠知覚を基礎とするコスモスと、真の現実のカオス、二つの領域を繋ぎ止めるのが、宗教であり音楽なのか。前近代における音楽の重要性を明らかにし、近代が抑圧した魔術的世界を呼び覚ます。
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水声社
3 years
11月の刊行予定です。 11.5 ハンス・ベルメール——身体イメージの解剖学 松岡佳世 11.17 魔術的音楽のために 滑川英達 11.25 三島由紀夫小百科 井上隆史+田尻芳樹他編 11.27 鏡のある館 アントニオ・ムニョス・モリナ/大河内健次訳 (続く)
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水声社
3 years
『物語のディスクール』等、6月の重版6点は本日時点でお近くの書店よりご注文が可能です。
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水声社
1 year
6月の新刊:ドン・デリーロ『ゼロK』(日吉信貴訳)。難病に冒された愛する妻の身体を凍結し、未来の医療に託そうとする大富豪。中央アジアの地下研究施設を訪れたその息子ジェフリーが見たものとは?『ポイント・オメガ』と『沈黙』を架橋する新たなる傑作長編。
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水声社
4 years
小社書籍をより迅速に、より確実にお手許にお届けすべく、水声社のブッククラブ、《コメット・ブッククラブ》が、8月20日からはじまります! 現在、入会受け付けております。詳細は、こちらのページをごらん下さい。
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水声社
5 years
12月の新刊:デヴィッド・ノヴァック『ジャパノイズ――サーキュレーション終端の音楽 』(若尾裕・落晃子訳)。日本のアンダーグラウンド・ノイズ・ミュージックの多様性とむき出しの創造性に、第一線で活躍するノイジシャンたちと交流を持つ民族音楽学/人類学研究者が迫る。
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水声社
4 years
12月の新刊:長尾天『ジョルジョ・デ・キリコーー神の死、形而上絵画、シュルレアリスム』。静寂に包まれた広場、延々と続く通り道、脈絡のないオブジェたち……神秘的で不穏なヴィジョンを発現する「形而上絵画」の原理を究明する、本邦初の本格的論考。
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5 years
3月の新刊:ウィリアム・マルクス『文学との訣別――近代文学はいかにして死んだのか』(塚本昌則訳)。18世紀「崇高の美学」によって栄光まで昇り詰めた文学は、20世紀には自閉状態に陥り社会的影響力を失っていく。〈失墜〉へと向う転回点を探る、文学の新たなマニフェスト。
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水声社
3 years
連続シンポジウム「文学としての人文知」が5/29(土)にZoomで開催されます。第5回となる今回は「⾝体論の展開」と題し、伊藤亜紗先生、橋本一径先生が登壇されます。詳しくはこちらをご覧ください。
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6 years
3月発売の新刊:マリーナ・コレヴァ他著、神長英輔+大野斉子訳『メイド・イン・ソビエト――20世紀ロシアの生活図鑑』。20年代から80年代までのソ連の歴史の変遷を刻んだ生活雑貨、人気製品、党の行事にまつわる知られざるエピソード、にやりとするアネクドートの数々を紹介。
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水声社
6 years
9月下旬発売の新刊:『カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読む――ケアからホロコーストまで』(田尻芳樹・三村尚央編)。小説技法、介護問題等の現代的テーマ、映画化等の翻案他、『わたしを離さないで』1作をあらゆる観点から解読し、作家の創造力の核心に切り込む。
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水声社
6 years
4/25日頃発売の新刊:ジャック・ドゥルワール『ルパンの世界』(大友徳明訳)。怪盗ルパンの人物像、ヒロインたち、当時の衣装風俗や社会階層、使用された乗り物、アクセサリー、武器にいたるまで、あらゆる視点から『ルパン』シリーズの実像に迫ったファン必携の書。
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水声社
6 years
《フィクションの楽しみ》新刊:アラン・ロブ=グリエ『もどってきた鏡』(芳川泰久訳)。幼少期の記憶やデビュー作執筆時の回想と、幻想的断章を織り交ぜながら、自らの文学観をも赤裸々に語る。知られざるロブ=グリエの世界を垣間見せる自伝的フィクション。
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1 year
6月の新刊:《批評の小径》ジャック・ランシエール『文学の政治』(森本淳生訳)。エクリチュールの民主主義が成立する近代以降、《文学》によってラディカルな次元で可能となる既存の「分割=分配( パルタージュ)」への異議申し立てを提示する、メタ・ポリティークの詩学。
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水声社
4 years
新刊:高木信『亡霊たちの中世――引用・語り・憑在』。亡霊に取り憑かれたとき、主体・意味・記号の一義性が消滅する――『源氏物語』『平家物語』をはじめとする日本古典の数々を読み解き、テクストにまったく新しい時空と意味を導き入れる〈亡霊論的転回〉の試み。
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3 years
《パスカル・キニャール・コレクション》新刊:『死に出会う思惟』〈最後の王国9〉(千葉文夫訳)。生と死のあわいをさすらう、野生の思考――『黄金伝説』や『オデュッセイア』、ソクラテスほか古今東西の文学や哲学を逍遥し、独自の声で紡ぎ出す思考のポリフォニー。
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3 years
3月の新刊:『ジュール・ヴェルヌとフィクションの冒険者たち』(新島進編)。科学的冒険譚の奇抜な筋書きの裏側で稼働する文学的装置とは。ヴェルヌが耽溺した作家、ヴェルヌを偏愛した文豪たちと共に、フィクションの極地探査へと乗り出す!
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3 years
8月の新刊:《フィクションの楽しみ》アレホ・カルペンティエール『エクエ・ヤンバ・オー』(平田渡訳)。ヴードゥー教と繋がった秘密結社に入り、結社間の抗争にまきこまれてゆく青年メネヒルドの運命。キューバの黒人社会を躍動的に描いた作家のデビュー作。
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水声社
3 years
11月の新刊:アントニオ・ムニョス・モリナ『鏡のある館』(大河内健次訳)。フランコ政権下のスペインで、作家志望の大学院生は幻の詩人の散逸した作品の調査を進めるうちに……過去・現在・未来の物語が反射し合い、ひとつの殺人事件の真相が浮かび上がる実験的推理小説。
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水声社
2 years
12月の新刊:シーモア・チャットマン『ストーリーとディスコース——小説と映画における物語構造』《記号学的実践叢書》(玉井暲訳)。プロップ、バフチン、バルト、ジュネットらの議論を巧みに統合してマンガや映画をふくむ豊富な事例を鮮やかに分析した物語論の〈古典〉。
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3 years
来る2021年5月8日(土)に、オンライン・シンポジウム『歓待・倒錯・共犯性—–ピエール・クロソウスキーの思想をめぐって』が開催されます。クロソウスキーに関心のある方には入門となるイベントとなりそうです。またとないこの機会にぜひご参加ください。
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5 years
《フィクションの楽しみ》新刊:アラン・ロブ=グリエ『ある感傷的な小説』(的場寿光訳)。強迫的でサディスティックな性癖! 少女たちの監禁や虐待の暴力的な描写をはじめ、露骨なまでに作家に取り憑いた妄想を描き出す、遺作となった〈大人のためのファンタジー〉。
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