いわゆる親父ギャグを言うNY黒人男性友人が、昔よく”Chillax”(Chill+Relax。チルアウトのクールダウン感+和み感)という造語を使っていた。チラックス笑、だったが、十数年後、新元号発表直後にショートメールが来た。”Does this mean Chillax?” 令は冷に通じ、和は和む、か。チラックス。まじ?
「死ななければ、そのあと強くなれる」は、英語でよく言う格言。”What doesn’t kill you makes you stronger.” (君を殺さなかったものは、君を強くする) 曲の英題に使ったが、もとはニーチェが好んで書いた言葉。大丈夫。何かあっても、生き延びれば、その「何か」は君を強くする。良い。★★★★★
初めて「バズ」という言葉を聞いたのは、17、8年前のNYC。人気が出てきたクラブを指して、友人が”They got some buzz(バズってる)”と言った。バズは、虫のブーンという羽音。虫が蜜に群がるように、人が群がる感じ。SNSでバズるは、英語だとヴァイラル。ウイルス性。皆がウイルスで感染するのだ。
今の英語は「あけおめ」的な略文が多い。驚いたら「オー・エム・ジー(OMG: オーマイゴッド)」と言い、「参考までに」は「エフ・アイ・ワイ(FIY: For Your Information)」と言う。先日6歳長男が「OMG! MJKY!」と言っていたので、「MJKYって何?」と聞いたら「OMGの日本語バージョン。MaJiKaYo。」