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スイス生まれの物語「ハイジ」。その愛らしいアルプスの少女が血みどろの戦いを繰り広げる娯楽映画「Mad Heidi(マッド・ハイジ)」の制作がスイスで進む。型破りなのはストーリーだけではない。制作・公開までのプロセスも、だ。
英NGO「タックス・ジャスティス・ネットワーク(TJN)」が18日発表した「金融秘密度指数(FSI)」で、スイスは初めて銀行秘密ナンバーワンの座を降りた。だが脱タックスヘイブン(租税回避地)と喜ぶにはまだ早い。
きゃしゃな体つきに柔らかい毛並み。その体から発する鳴き声は驚くほどやかましい。ドアにはネコが出入りできる小さな扉があるのに、そばに立っている人にドアを開けるよう指示を出す。なんとも厳しいが、階級がものを言う軍隊では当た…
スイス連邦政府は29日、今夏の東京五輪・パラリンピックで予定していたスイスパビリオン「スイス・ハウス」の開設を取りやめると発表した。日本の現行の新型コロナウイルス感染予防策と、期間中の渡航制限が理由という。
「人生の新しい章へ移った」と笑顔で話し、今の新しいスケート人生は「大きな喜び」と言うステファン・ランビエール(32)。現在、フィギュアスケートのコーチとして活動することは「情熱に近いもの」であり、「自分の多くを捧げなければならない」と語る。スイスの地元でスケート学校を立ち上げ、教える立場になったランビエールは、動きで情感を表現する感性豊かで繊細なスケーターをどのように指導しているのか?また、...
ローザンヌ国際バレエコンクール最終選考で佐々木須弥奈さん3位とベスト・スイス賞を受賞。脇塚優さんが4位、住山美桜さんが8位に入賞した。
フィギュアスケート男子で2006年トリノオリンピック銀メダリストのステファン・ランビエル(32)が、自分の出発点となったヴィラールのスケート場でインタビューに応じ、現役引退した浅田真央(26)について、「キャリアの長さや練習や美に対する彼女の規律は、みんなが見習うべき一例」と感情を込めて語った。
スイスの銀行は顧客の情報を国家権力にも明かさないことで知られ、世界中から資産を集めて金融国家にのし上がった。そのスイスが今、日本の経済界を揺るがした大スキャンダルの捜査協力に乗り出している。秘密主義の看板は10年前に下ろされたが、スイスの秘匿体質は本当に変わったのか?
3Dプリンターで作られたカプセル型の安楽死マシン「サルコ(Sarco)」。同装置を開発した「死ぬ権利」推進団体エグジット・インターナショナルは、スイスでの実用化に期待している。
100を超えるスイスの銀行口座に散らばる不正なマネーは総額90億フラン(約1兆円)。最近発覚したベネズエラ公金横領事件には、スイスの銀行の8行に1行が関与している。
スイス人のイゾ・ケルン教授は中国哲学に人生を捧げてきた。その愛弟子である中国人が恩師の著作物を中国で無断翻訳・出版するという愚行に及んだ。
植物由来の代替肉を選ぶ人が増えている。特に、多少値が張っても環境に優しい商品を購入したいと思う消費者の間で人気を広めている。スイスのスタートアップ企業プランテッド・フーズは、肉の味を真似るだけでなく、それを超えられるとの自信を見せる。だがハードルは決して低くない。
「スイス国際音楽アカデミー」は小澤征爾氏が創設した音楽講習会だ。フランス、ドイツや北欧の国々から選ばれた若いバイオリン、チェロなどのソリストが、弦楽四重奏の練習を10日間行う。練習の合間に音楽教育、音楽の本質などについて小澤氏に聞いた。
スイス軍がアルプス山中に作られた掩体壕(えんたいごう)の売却を中止した。不要な軍事施設として売却を進めていたが、軍事的脅威の高まりを背景に方針転換した。
ハイジと聞いて世界中の多くの人が思い浮かべるのは、日本のアニメ版ハイジだろう。日本人が制作したテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」は、スイス人作家ヨハンナ・シュピリが書いた「ハイジ」のイメージに大きな影響を与えた。この夏、日本版ハイジをテーマにしたスイスで初めての展覧会がチューリヒのスイス国立博物館で開催されている。
世界的に有名なスイスのアイスショー、アート・オン・アイス(Art on Ice)の初公演が今日2日、チューリヒで行われる。今年の男子スケーターのトップスター、ステファン・ランビエルと髙橋大輔が…
スイス各州がばらばらに新型コロナウイルス感染症対策を進める中、スポーツ業界団体「スイス・オリンピック」は全国的に統一された措置を求めている。試合や練習で不平等・不適切な状況が生じているためだ。
新型コロナウイルス危機下のスイスで、布マスクを作り続けている日本人がいる。自分や周りを感染から守る「優しさのシンボルを届けたい」と200枚を縫い上げ、その輪は欧州、ユーラシア大陸にも広がった。
若手ダンサーの登竜門として知られるローザンヌ国際バレエコンクールの事務局は、新型コロナウイルス感染症の再流行を受け、2021年の第49回コンクールをビデオ形式で行うと発表した。
スイスで今夏、1人の日本人男性が自殺ほう助でこの世を去った。身体の運動機能が衰える神経難病に侵された彼が、どんな思いで9千キロメートル離れたこの地に降り立ち、命の灯を自ら吹き消したのか。
現在スイスで開催中のアイスショー「アート・オン・アイス(Art on Ice)」にプロフィギュアスケーターの髙橋大輔が出演している。世界のトップスケーターたちが彼らのさらに新しい側面を創り出すアートショーで、髙橋はどのようにショーを作り上げようとしているのか、スイスインフォがリハーサルの合間にインタビューをした。
swissinfo.ch: ゴダール監督とは10年以上一緒に働かれています。きっかけは何ですか? すべては留守番電話に入っていたメッセージから始まった。ゴダールのプロデューサー、ルート・ヴァルトブルガーが私に「一緒に仕事…
スイスは4月1日、新型コロナウイルス感染症に対する全国的な感染対策を全て撤廃した。秋冬の感染再拡大が懸念される中、スイス公衆衛生当局はマスク義務の再開は必要ないとしている。
スイスには現在、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者が約350人いる。1990年代には自殺や売春に追い込む過激な教えが問題にもなったが、現在は実態をつかむのも難しい状況だ。フランス語圏の日刊紙ル・タンが現状をまとめた。
ドイツ語圏の日刊紙ターゲス・アンツァイガーは、スイス連邦裁判所(最高裁)が、従業員に在宅勤務の必要性が生じた場合、雇用主は家賃の一部を補助しなければならないとする決定を出したと報じた。
スイス・ローザンヌで開催中の国際バレエコンクールで8日午後7時(現地時間)、決勝進出者が発表された。決勝に進出する21人のうち、最多は日本人4人、米国人4人で、韓国、ブラジル、ポルトガルからも各2人ずつが選ばれた。日本人4人のうち3人はすでにバレエ留学中の学生だ。
世界屈指のアイスショー「アート・オン・アイス」。20周年を迎える今年は、昨年プロに転向した高橋大輔やカナダの大物歌手ネリー・ファータドなど豪華 キャストが勢ぞろいする。最高を追い続ける出演者とスタッフが作り出すこのショーは、音、光、スケートが一体となる「アイスショーを超えたショー」だ。
スケートを始めたのは7歳のとき。マイケル・ジャクソンの音楽、踊り、個性が大好きで憧れ、家では何時間も踊りを真似ては、「マイケル・ジャクソンのことしか頭にない」頃だった。その頃、母親は何かスポーツをさせたいと考えていた。…
スイスの倉庫には、未使用の新型コロナウイルスのワクチンが山積みになっている。
スイスの名門バレエスクール、チューリヒ・ダンス・アカデミーの教師によるハラスメントを告発する声が相次いでいる。調査が始まり、22日には校長と芸術監督が停職処分を受けた。元留学生の日本人2人が、学校での虐待が原因で昨年退学を余儀なくされた自身の体験を語った。
スイスの観光名所ツェルマットとイタリアを結ぶ新たなロープウェイが完成した。主なターゲットはアジア人観光客だ。
スイスは新型コロナウイルスに伴う国境制限を緩和し、6月15日からEU/EFTA加盟国・英国からの入国が自由にできるようになった。7月20日からは日本からの旅行者も入国できるようになった。
スイスは5月2日から新型コロナウイルス感染対策として講じていた入国規制を全面解除する。日本からも観光目的・ワクチン未接種でも入国できるようになる。
29日から2月5日まで、ローザンヌのボーリュ劇場で若手ダンサーのための国際バレエコンクールが開催される。最終日には、創立50周年を記念する祝祭ガラも上演される。
スイスではロックダウン(都市封鎖)やソーシャルディスタンシング(社会的距離) ルールを講じて以来、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者の女性割合が増えている。その理由を探った。
スイス人で、しかもカトリック教徒が、バッハが残した「遺産」を引き継ぐことなど可能だろうか?スイス・ソロトゥルン出身のアンドレアス・ライゼさん(46)が独ライプチヒの聖トーマス教会の音楽指導者であるトーマスカントルに就任したことは物議を醸した。
専門家によると、スイスでは現在、オオカミの群れが7~9つあるとみられる。1年で個体数も増加した。
若手バレエダンサーのための国際コンクール、ローザンヌ国際バレエコンクール2020の出場者リストが発表された。次回開催される第48回コンクールには、27カ国から84人(女子51人、男子33人)が参加する。国籍別では日本人が最多で、13人が出場。スイスからは5人が出場する。
脊髄損傷で下半身まひを患っていた患者が、脳と脊髄の遮断された情報伝達を回復させる無線インプラント技術を使って、脚を動かして立ったり、歩いたり、階段を上ったりできるようになった。
2月3日から開催されているローザンヌ国際バレエコンクールで、プレッシャーを感じることなくゆったりとした心構えで参加している住山美桜さん(18)と佐々木須弥奈さん(18)。スイスのチューリヒ・ダンス・アカデミーにバレエ留学中というこの2人にインタビューした。
このアルプスの国が初めて利益保護国(利益代表国)を務めたのは19世紀のこと。1870年から1871年にかけての普仏戦争で、バヴァリア王国とフランスのバーデン大公国の利益を保護した。 利益保護国の任務の「黄金期」は第2…
7月6日に始まった同映画祭ではファンタスティック映画168本が上映中。スイス作品は54本、アジア作品は19本、そのうち日本作品は最多の8本が上映される。今回、特に地元で注目されているのは、佐藤祐市監督による「Kasan…
スイスで3月3日に実施される国民投票2件に向けた世論調査で、年金支給額の増加案が支持を失いつつあり、否決される公算が大きいことが分かった。定年引き上げ案も否決される見込みだ。
「日本のハイジ」展が開かれているチューリヒの国立博物館で30日、日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」をテーマにしたトークセッションが開かれた。キャラクターをデザインした作画���督の小田部羊一さん、担当プロデューサーの中島順三さんが登壇。アニメ制作のため約45年前にスイスでロケハンした思い出を振り返った。
ジュネーブ州で行われた血清学的検査(抗体検査)の最初の結果が出た。ジュネーブ州人口の5%以上(約2万7千人)が新型コロナウイルスに感染した可能性があるという。
8月下旬に日本で公開予定の映画「ハイジ アルプスの物語」(原題「Heidi」)は、スイス史上最大の成功を収めたスイス映画として称賛されている。(Claussen Wöbke Putz Filmproduktion/Zodiac Pictures International, swissinfo.ch) 同作品は2015年の初公開からスイスで百万人、さらに世界中で240万人の観客を動員。制作費...
スイス連邦政府は1日、6日から国内の公共交通機関の利用時にマスクの着用を義務付けると発表した。国の指定するリスク地域からの入国者に、10日間の自宅待機を要請することも決めた。
ローザンヌ国際バレエコンクール2021の出場者リストが発表された。予選のビデオ審査を通過した出場者の半数はアジア人となった。コンクールは来年1月末に開催予定だが、新型コロナウイルスの影響で実施できるかは未定だ。