@susuharai
すすはらい
9 months
東畑開人『ふつうの相談』は、いろんな作業を一気に行っている本だと思うのだけど、論争的な要素や、広く一般的相談論の枠組みを提示するというところを選り分けていくと、底部ではずっと「友人論」が鳴っているように思う。それは、社会的関係や役割などの垂直構造になりやすい関係を、
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Replies

@susuharai
すすはらい
9 months
基底で支えるような水平的関係の原器のようなものと言っていいだろうか。 つまり、社会的役割のひとつとしての友人でもなければ、社会的役割を剥がしたところにある理想的な関係としての友人でもない、多様な社会的関係を包含するような「友人」モデルというような印象。
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@susuharai
すすはらい
9 months
おそらくアリストテレスースコラ哲学的な友愛論や、アーレントのいう「複数性」や「約束と許し」の問題と接合できる側面があるのではないか。 そうだとすると先生の社会論的展開というのは、「社会適応」に対置された「個と内面」という文脈を、単純に反転させるものではなさそうである。
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@susuharai
すすはらい
9 months
であるならば先生の社会論的転回(おっと) は、「個と内面」の問い直しであると同時に、「社会」概念そのものの問い直しを含むものでありうるのではないか。思い込みすぎかな?そうでもないような。
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@susuharai
すすはらい
9 months
ほんとうに難しい本書かれたなと。
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