@nerikirikinton
福田里香【文春文庫「フード理論」1/4発売】
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ロイヤルの歴史⬇︎ 1951年、福岡空港の国内線運航開始と同時に同空港内に食堂運営と機内食の納入を始めた。1953年、福岡市の中洲に、フランス料理店「ザ・ロイヤル」(後に「花の木」と改称)を開業。オープンして3か月後、新婚旅行で来日したマリリン・モンローとジョー・ディマジオが(続く)
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@nerikirikinton
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ロイヤルホストの元は、戦後福岡の米軍春日原ベース内のPX(売店)に出入りしてアメリカンフードカルチャーに多大なる影響を受けた江頭 匡一氏が創業した高級レストラン「ザ ロイヤル」です。 これほど正しいパンケーキ🥞もないと思う。昔ながらの味ですがホットケーキではないです。
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@nerikirikinton
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パンケーキの枚数を変えられるのもめちゃくちゃアメリカンスタイル。 薄くて直径が大きいパンケーキは今やクラシックですが、江頭氏が創業した当時は1950年代で、当時のアメリカの最新でポピュラーなパンケーキなわけです。 ロイヤルの年表⬇︎
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が来店して気に入り、3日続けて通ったといわれている。つまり、当時最高のアメリカンセレブが納得した味なわけです。参考に当時連載開始した「ピーナッツブックス」のパンケーキも平たくて大きい。
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上の画像は時代が下って6/17/1989(原画)ですが平たくて大きい。 1)シロップとってください・・ありがとう・・ 2)バターとってもらえます? 3)やれやれ、先輩、ここで何してるんですか?!   シーッ、マーシー!わたし、変装してるのよ・・ソーセージとって・・・
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4/2/1978(原画) 2)チェッ!3)ときには犬の身もまったく楽じゃないね4)とくに雨降りのときには5)すばらしい朝食を楽しみにしていて6)届くと、うれしい期待でいっぱいになる7)ところが、目の前で雨水がごはん皿に溜まっていって8)パンケーキが流れ出すのを見るはめになるんだ!
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かなり下って5/18/1991(原画)でも平たくて大きい。 1)ヘイ!毎年恒例のパンケーキの朝食の時間だよ! 2)有名なシェフがパンケーキを引っくり返すのを見ろよ・・ 3)まさに絶景だね・・
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そして、ロイヤルのパンケーキは今でも⬇︎(画像は福岡繋がりで借用)
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昭和生まれの福岡県民にとっては「ロイヤルホスト」ではなく高級レストラン 「ザ ロイヤル」のイメージのほうが強いよね。壁はすべて金の真鍮の縁取りの鏡張りで無限に煌いていた印象。
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追記 ロイヤルホスト なぜ、米軍基地カルチャーに強い影響を受けたのに1951年に中洲に初めて作ったレストラン「ザ ロイヤル」がアメリカ料理店ではなくフランス料理だったのかは、現代では分かりにくいかもしれない。推測ですがロイヤル創業者・江頭匡一氏は当時、雁ノ巣にあった(続く)
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将校クラブに憧れがあったのだと思う。また、商売上交流があったのも一兵卒の下士官ではなく、士官クラスであったろうし、その階級が華やかに集う社交の場を米軍基地の外に作りたかったんだと思う。「エガシラ遊びに行ける場所を福岡に作ってよ」なんて軽口も言われたこともあるのかもしれない(続
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@nerikirikinton
福田里香【文春文庫「フード理論」1/4発売】
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当時の国際的プロトコルフード(私の造語)、つまり外交や社交の場で食された料理は、フランス料理が常識だった。現在は英語が公用語だが、フランス語が公用語だった時代もそこそこ長かったわけで「ザ ロイヤル」はそんな時代を反映した産物なのです。店名が英語なのに料理はフレンチなのは(続く)
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@nerikirikinton
福田里香【文春文庫「フード理論」1/4発売】
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そういう文化背景があり、基地内の将校クラブに集う客層を想定していたからだと思います。ちなみに日本にも「フランスかぶれ」という言い方がありますが、ある種のアメリカ人のフランスかぶれは日本の比じゃないからね。マリリン・モンローがあまりに気に入って中洲の「ザ ロイヤル」2日間続けて(続
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@nerikirikinton
福田里香【文春文庫「フード理論」1/4発売】
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食したという伝説のフランス料理「オニオングラタンスープ」が、何気なくロイヤルホストのメニューにあるのは、つまりそういう歴史の集積の末にあるのでした。 あー今、ロイヤルのオニオングラタンスープが🪣一杯食べたいな。
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