。 Profile Banner
。 Profile

@madanaizo

18,912
Followers
365
Following
1,531
Media
29,707
Statuses

Joined March 2019
Don't wanna be here? Send us removal request.
@madanaizo
3 years
先週、部下(女性)から「実は二人目を授かりまして…」と報告を受けた時、真っ先に思ったことが「この経営難の状態で仕事を抜けられたら困る!」だったよ。周りの人が「おめでとう!」とお祝いしてたから、すぐ我に返って(?)「おめでとう!」と返せたけど、自分でも自分の反応が結構ショックだった
488
17K
133K
@madanaizo
1 year
先日「会社に就職希望者が面接に来たけど、履歴書読むと、ソイツ。40歳になる今まで働いたことないのよ(笑)」みたいな話題が出てさ。俺は普通に「偉い。40でついに新たな一歩を踏みだすなんて…実に勇気がある」と思ったから、そう言ったんだけど、周りから袋叩きにされちった。みんな、冷たいぜ
240
9K
80K
@madanaizo
2 years
TSUTAYA。最近「潰れるかも」みたいな話題が多いけど、TSUTAYAには幾多の「俺の街の個性的にダメなレンタルビデオ屋」を潰した責任があるからな。TSUTAYAという存在の中には、TSUTAYAによって潰れた幾多のレンタルビデオ屋の「怨念」が含まれてるのだ。ちゃんとその責任に応えるためにもサバイブしろよ
89
10K
55K
@madanaizo
1 year
前、米津玄師がKICK BACKの歌詞を「人はどん底にいる時ほど、具体性を欠いて抽象的になる。幸せになりたいが、具体的な道筋はわからない。その状態を歌った」と話したのが話題になったでしょ。こういう話聞くと、俺は真面目に「米津、もうやめてくれ…俺の最後のプライドまで持ってくな…」と辛くなる
1
8K
55K
@madanaizo
2 years
父が〝付き合い〟で地元のクラシックの演奏会へ行って「よかった。クラシックはさっぱり分からんが、生で聴くチェロはいい音してる。その音をだけで満足した」と言ってて。コレは結構大事だ、と思った。こういう音の物質的な厚み?に触れる機会を人々に提供するために、演奏会は定期的に開かれて欲しい
55
9K
54K
@madanaizo
1 year
「映画館は映画を観る以外のことはしなくていいから好きだ。二時間もスマホ断ち出来る」という人は結構いるんだけど、小説家の王谷晶氏なんかは「映画館は二時間自分をやめることができるからいい」と書いててさ。でも案外こういう人も多いかもねぇ。二時間「自分(私)」をやめるために映画館へ行く人
27
9K
53K
@madanaizo
2 years
Twitterは同じ話が何度もできるからいいよ、ホント。実生活でしたら「おじいちゃん、その話は前も聞きましたよ」で終わりだ。でも当人は「今度こそ、もっと的確な言葉で表現できるはず…」の精神でやってるからね。
2
11K
44K
@madanaizo
2 years
ゲーム作りの講義をzoomで受けてる生徒が、ある日「ネットの世界にいるのがキツくなった。デジタルは一見複雑に見えても、所詮複雑さに限界があり、暫くすると構造が見えて飽きる。それで外に出て草木を眺めたら、草木の方が複雑で見飽きないことに気づいた」と野原から受講してきた話を誰か書いてたな
33
6K
43K
@madanaizo
2 years
三島由紀夫は「小説は”読者をどこかへ連れていくこと”が一番重要なんだ。”どこかへ連れていく”に比べたら”読者を感動させること”は全く重要じゃない」みたいなことを言ってて。俺も映画(館)に求めるのはコレなんだよね。ツマンなくてもいいから、俺を完璧な異世界へ連れてってくれよ…みたいな。
21
9K
43K
@madanaizo
2 years
↓誰か忘れたけど、昔「友達が出来ない」という悩み相談に「君は頭が良すぎるんだ。良すぎるから飲み会とかでも〝あ、コレ以上ここにいても良いことないな〟ということが分かって、すぐ帰っちゃう。でもそんな時こそ、あと30分我慢してみろ」と言ってる人がいて。これは凄く大事なことだと思うんだよね
53
7K
43K
@madanaizo
1 year
認知症の講習。講師の人がなんとも言えない表情をしながら、「体力は衰えるでしょ?気力も衰える。でもプライドだけは絶対衰えないんですよ、人間は。どんな状態でも」と言っていたのが印象的だったな。その辺に人間の栄光も悲惨さもあるんですわ、と言わんばかりの表情をしてた。苦労したんだろうな…
15
10K
41K
@madanaizo
2 years
「映画は90分がベスト説」に関して三一十先生が「長い夢を見ると夢の途中なのに「あっ!これは夢だ」とわかる時があるように、映画を見てて「コレは映画だ!」とあらためて気付かされる瞬間が90分あたりにある」と指摘しておられた。コレは本当にすごい指摘だと思うよ。これは100億RTされないとダメだ
41
8K
40K
@madanaizo
3 years
自分は周りのおじさん達より価値観が「現代的」と思ってたのに、ちょっと余裕がなくなるとコレか。そのおじさん達の反応(おめでとう!)の方が余程マトモじゃないか。俺のアップデートされた「価値観」なんぞ、仕事や金に余裕がなくなると、すぐ化けの皮が剥がれる程度のものだったんだな…となった。
54
4K
38K
@madanaizo
10 months
私は最近労働が不快すぎて、労働からの現実逃避のために見る映画やアニメも、結局は誰かの労働で生まれたもの、という事実に耐えられなくなる。その映画を作るために、何百何千のポンコツ社員が上司や取引先に怒鳴られ、涙した。この事実だけで、その映画を嫌いになれる。やっぱ山とか川見てる方がいい
77
4K
33K
@madanaizo
1 year
坂本龍一が「いつ死ぬか分からない」という状態になった時、過去の作曲家が死ぬ前にどんな曲を作っていたかを調べた、という話が好きなんだよな。バッハは普通に「明日死ぬかも」と思いながら普通に曲を書いてた。ドビュッシーの遺作は、家に石炭を持ってきてくれた店のオヤジに感謝を表した小曲だった
8
3K
31K
@madanaizo
2 years
押井守監督は「ジブリ映画は見終わった後、観客が”自分がいい人になった”と錯覚できるからウケる」と言ってたけど、コレだけ「俺はダメ…バカだ…」と自己嫌悪してる人達が多い昨今。一瞬でも客を「俺はいい人になれた…賢くなれた…」と錯覚させることが出来るなら、それはそれで映画の徳かもしれない
22
3K
31K
@madanaizo
3 years
もう10回くらい書いてるがね。沢山の本を読めるのも、沢山の映画が見れるのも才能なのだ。とても得難い、それを羨む人も多い才能なのだ。だから本や映画に触れたら出来るだけ感想をTLに投げてくれ。そんな映画がこの世にあると知るだけで俺のような凡人は嬉しいのだ。だから歌うように感想を書いてくれ
36
9K
30K
@madanaizo
2 years
『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』冒頭に「大好きな”おそ松さん”三期が制作決定。期待と不安に襲われた彼女達は”カロリーをとらないと、この事実を飲み込めない”と、肉を食い始めた」という記述があって、凄く正しいと思うんだよな。美しいものを味わうためには、それに耐えるだけの力がいるよ
5
5K
29K
@madanaizo
9 months
前も書いたけど、伊丹十三の自殺に関して、大江健三郎が「当人もあと三日我慢すれば、自殺願望が去ることくらい分かっていただろう。でも今の「死にたい」思いを大切にしたい、ということもあるのではないか」と言った話が好きでさ。多分生きるというか、前に進むってのはその「三日」を我慢することで
9
4K
29K
@madanaizo
3 years
「今の若い人は尾崎豊の「15の夜」を聴いてもバイクを盗まれた方が可哀想と思う」みたいな話。それ自体は「当然だろ」と思うのだが、もしそれが「盗まれた側の気持ちしか分からないし、分かりたくない」であれば、結構問題なのではないか…と、今ふと思ったり。
315
6K
28K
@madanaizo
1 year
「人間、40歳になると急にガタが来るよ。メーカーの保証期限が切れた感じ」という呟きを以前見たが、本当だな。急に性能が悪くなる。そのくせ修理に出しても「もうこの機種は作ってないから、部品がない。今あるやつを騙し騙し使ってください」とか言われるんだ。たまらんよ。
47
10K
28K
@madanaizo
1 year
夏目漱石とか、初対面の人にも「お世辞も言わないし、愛嬌もない。なのに話していて感じがいいのが妙だ」と不思議がられたと言うからな。最後は「腹が立った時は、漱石のとこへ行けばなんとかる」と思われてたらしい。お世辞も言わないし、愛嬌もないのに好かれるとか理想じゃないか。俺もこうなりたい
14
3K
26K
@madanaizo
2 years
「教養とは、学歴でない。自分ひとりで時間が潰せる ことができる能力である」と中島らもも書いとった。TSUTAYAで二時間過ごせる貴方達はマジで教養がある。
33
4K
26K
@madanaizo
1 year
前も書いことあるけど、北野武が映画の授業で学生達に「映画の撮り方」等は教えず、代わりに超高級レストランやバーへ連れて行って、「どういう人がどんな会話や動きをするか。覚えておきない」とやった話が好きなんだよ。お笑い芸人と教養の関係が話題だけど、教養ってのはこういうもんかもな、と思う
13
4K
26K
@madanaizo
1 year
大谷翔平が膝をつきながらホームラン打った時に、「マジで野球やめたくなった。あんなの競技違う」と溢した選手がいたじゃないか。芸術家は同業者の傑作を見たら、すぐ「最高さ!凄く刺激を受けたよ!」とやるけどさ、本当に凄いものを見た時はコレ(やめたくなった…)が一番正直な反応だと思うんだよ
26
2K
25K
@madanaizo
2 years
黒沢清監督が「僕は日本映画特有のウェットで、ダラっとした描写が嫌いだけど、海外だと”日本映画のそこが良いんだよ!”という人が結構いる。そして僕の作品にも目ざとく…僕が消したつもりの…ウェットさを発見して称賛する」とボヤいてて、凄く面白かった。いやー、こういうのは絶対あんでしょうねぇ
6
4K
25K
@madanaizo
1 year
前も書いけどねぇ。私は自分のしてることが本当に「仕事」なのか、時々分からなくなることがあるよ。エクセルだパワポだ、実は全部「ごっこ遊び」なんじゃないかと。そんな時、近所の居酒屋で土方の兄ちゃん達が「今週もお疲れ!」と盛り上がっての見ると、「あれが本物の仕事をした労働者だ…」となる
37
3K
25K
@madanaizo
3 years
Twitterやってて、結構驚いたこと。軽い気持ちで「この本、面白かったな」と呟いたら、それを読んでその本を買うやつが本当に出てくること。実際は彼・彼女が前から気になっていた本で、自分の呟きが最後の後押しになっただけと思うが…特にためになる感想を書いたワケじゃないのにびっくりするよね。
13
5K
24K
@madanaizo
2 years
大学の先生が「今の学生は”わからない”と答えられない人が多い。でもわからんものをわからんと言えるのが考えることの出発点。ちゃんとわからないと言える”訓練”しろ」と書いてて面白かった。それが言えるようになるのに一年かかる奴もいると。そうか。人は努力しないと「わからない」が出来ないんだな
65
5K
23K
@madanaizo
2 years
橋本治先生は「桃尻娘」を書いた時に「この女子高生はリアリティがない」と年配の批評家に言われて「実際にこういう女性は世間にいるし、これは私だ!という感想も多いのに…俺の書き方が下手ということか?」と悩んだが、ある日「あ、これは〝私は知らない〟の言い換えだ」と気づいて吹っ切れたそうな
16
7K
23K
@madanaizo
3 years
先日「まんがで大切なのはスピード感」というタグが流行ってたけど、俺が漫画を読んで初めて「あっ!こいつは凄い!」と思ったのはコレかな。凄いというか、漫画を読んで初めて「あ、漫画というのは映画や小説とは違うものなんだ」ということを意識した瞬間。手品を見せられてるような気分になったよ。
Tweet media one
46
5K
23K
@madanaizo
2 years
昔読んだ本に「ニーチェは実生活では付き合いにくい人だった。スピノザは賢者のように穏やかな人だった。でも、これは彼らが自分の哲学に忠実だった=自分の哲学が要請する生き方に従った結果で「性格がいい、悪い」とは全然違う」みたいなことが書いててさ。色んな出来事がある度に思い出すんですよね
11
3K
22K
@madanaizo
2 years
親戚の飲み会に行くと、ひろゆきやホリエモンの尊敬されっぷりにびびる。それも若者ではなく、インテリ気味の中年や老人の賛美が多い。彼らにとって「学ぶ続ける」ってのは大事なことで、でも本はもう読めないから「最先端」のyoutuberに触れることで「俺は今も学んでる」という姿勢を確保してる感じ。
1
5K
22K
@madanaizo
9 months
小津安二郎の「どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う」云々が好きで、もう百回くらい引用しているが、歳をとって大事になるのは「これは道徳に思えるけど、単なる流行だぞ。芸術でもない。だから自分的には「どうでもよいこと」だぞ」の判断なのかもしれない
4
5K
22K
@madanaizo
1 year
これは凄くいい文章なんじゃないか。 あんたは「人の話が処理できない」と言うが、そもそも相手の話を聞けてるのか?「自分の解釈を加えず」にメモがとれるか?「相手が言ってない事を加えずに」要約することが出来るか?人の話を処理できない人は、そこが出来てないのだ…と
9
8K
22K
@madanaizo
2 years
『ナウシカ』制作時。巨神兵が王蟲を殺す場面で、宮崎が突然「俺には殺せない」と言い出し、作業がストップした。で、高畑勲が「王蟲なんて殺しゃあいいんだ!」と怒鳴ったら再開した…という有名な話。やっぱアレは重要だよ。映画作りには悪人がいるんだ。いや、悪に耐える精神を持った男がいるんだよ
16
3K
21K
@madanaizo
2 years
今度行った美容院のお姉さん。「趣味は旅行!でも有名な観光地へ行くのは好きじゃないんです。海で本を読むのが好きなんですよ。友達はハワイまで来て本読むな!と言うんですけど、ハワイで読む太宰と、日本で読む太宰は味わいが違うんです!」みたいなことを熱弁してて、気が合いそうだな、と思ったよ
11
2K
21K
@madanaizo
1 year
先日上野で寄席を見た時に、落語家の一人が「寄席が良いところはですね。何を見ても後に残らないことですよ。これだけ高度な技術を駆使して、お客さんに何も残さないことに価値があるよ。無です。無」と言ってて。その時は「アハハ」と笑ってけど、もしかしたら凄く高級なことを言ってたのかな、と思う
11
3K
21K
@madanaizo
2 years
天才が言う「本屋で「偶然」こんな本を見つけて読んだんだけど、凄く良かったよ!」みたいな話は信用したらイカンぞ。いや、彼は嘘は言ってないのだ。ただ彼にはどんな偶然も必然に変えるだけの教養(あらゆる本に対応できる教養)があったからこそ、そう思えたのだよ。偶然と出会うためには教養がいる
1
4K
21K
@madanaizo
9 months
三島由紀夫が太宰を「お前の悩みの半分は乾布摩擦で治ったはずだ!」とディスったのは有名だが、もしかしたらその後の「実生活で解決すべき問題を文学に持ち込むな!」という指摘の方が今は重要かもしれん。時には客の方も「実生活で解決すべき問題の答えを、娯楽作品に求めないぞ!」精神も必要と思う
18
3K
20K
@madanaizo
1 year
前も書いたけど…先日「日本のストリートピアノは超絶テクニックの腕自慢ばっかり。曲芸みたいだ」みたいな記事が話題になった時、なんとなく「人々の思う「こういうのが凄い、上手い演奏だ」という時の「凄い、上手い」のイメージがどんどん貧困化してるんじゃないか…」と思ったんだよ。
60
3K
19K
@madanaizo
2 years
よく映画好きの間で「日本映画はやたら人物が泣くのが嫌だ」という話が話題になる。俺も嫌いなのだが、先日「親友が死んだ時は泣かなかった。歳をとると泣けなくなる。泣かない自分が悲しかった。だから映画で人が死んで泣く場面があるとホッとする」みたいな話を聞いて、そんな見方もあるのかとなった
23
2K
19K
@madanaizo
1 year
春日武彦の「長年精神科医やって悟ったのは、人間の精神のアキレス腱は所詮「こだわり、プライド、被害者意識」の三つに過ぎない、というシンプルな事実」発言は、定期的に思い出すな。結局文学も哲学もこの「シンプルな事実」を高級な言葉(自我…疎外…)で隠すために阿呆に求められただけではないか
23
4K
19K
@madanaizo
1 year
明治大正の小説を読むとよく「約束もしてないのに誰かを訪ねに行く」場面がよくある(で、「留守だ」と言われて帰っていく)が、みんな予告なしに会いに行くから、そこに世代が違う人や、新たな知人がいて世界が開けた…みたいな話を聞いて、ちとハッとしたり。今「知らない人」に会う機会、減ったなぁ
10
2K
19K
@madanaizo
2 years
「文学(や映画)は不幸や孤独を美化しがち。その悪影響はバカにならん」という話があって、それも分かるのだけど、同時に「せめて物語の中くらい「孤独は悪じゃない。孤独には独自の魅力もある」とやってもいいのではないか、とも思う。というか物語まで「孤独?知らんよ」とやったら、もう救いがない
21
3K
18K
@madanaizo
1 year
前も書いたけど…アジアの葬儀で「泣き女」ってのがいるでしょ?アレ、よく「意味わからん」的にバカにされるけど、実は結構合理的なものらしくてさ。要は泣き女が遺族の代わりにワンワン泣いて、悲しんでくれるから、遺族は安心して「遺産をどう分けるか…」みたいなダーティーな話も出来るんだとか。
16
2K
17K
@madanaizo
10 months
「本を読むなら二流の喫茶店に限る」って話が好きでさ。これは本当にそうだよ。美味いコーヒーが出て、素晴らしい音楽が流れる店では、落ち着いて読書なんか出来ない。コーヒーも不味く、店員のやる気もなく、安っぽい洋楽のボサノバカバーが流れる店こそ、読書に相応しいのだ。長居しても罪悪感ないし
8
1K
17K
@madanaizo
1 year
「教養がないと会話が下ネタだけになる」の先にあるのが、「コミュ障は意味のない会話ができない」「トリビアな知識を披露し続けることを「会話」だと勘違いしてる」だと思うんだけどな。教養云々より、自分が会話の中心でなきゃ嫌、尊敬されたいみたいな欲望消した方が、よっぽど人のためになると思う
19
4K
16K
@madanaizo
1 year
それはそれとして、昔(ゴミみたいな)卒論の口頭試問の時、自虐ネタ連発してヘラヘラしてたら、先生に「なんだろう…きみ、とりあえず頭を下げておけばこの場をきり抜けられると思ってない?単位がもらえると思ってない?」と怒られたのがトラウマになってるので、人前では自虐ネタやらんことにしてる
11
3K
16K
@madanaizo
2 years
『モスラ』でネルソンが射殺された時、警官が死体の手を踏んでから拳銃を取り上げる場面があるんだけど、あそこは見る度に「凄くリアルだ…」となるな。今までずっとファンタジーでやってた作品なのに、なんで急に「作り手の戦争体験を反映したであろ���、超リアルな描写」を入れてくるの…と怖くなる。
17
4K
16K
@madanaizo
2 years
俺は文章や絵が下手な作者が、明らかに自分で興奮しながら書いてる特殊性癖絵や小説が好きなんだ。下手な分「こういうものを描きたい」という作り手の心が画面や文字に映るからだろう。AI絵やAI小説が増えた結果、そういう「下手な作品」が「人間的な温かみがある」と再考される時も来るのかもしんない
26
3K
16K
@madanaizo
4 years
小津安二郎先生に「どうでもよいことは流行に従い、 重大なことは道徳に従い、 芸術のことは自分に従う」という有名な言葉があるが、今はコレが反対になってんじゃないかという不安はある。「道徳や芸術のことは流行に従って、どうでもよいことは自分に従る」みたいな感じで。
4
4K
15K
@madanaizo
1 year
美容院のお姉さん。昔は好きな服ではなく、似合う服を着てたが、40過ぎてから「ダメだ。このままじゃいつまでたっても”好きな服”を着れる日が来ない。”好きな服が似合う自分になる!”でいこう」と、好きな服バンバン着るようになった。そうすると不思議と服の方が似合うようになって来たらしい。いい話
4
2K
15K
@madanaizo
9 months
就職してから休日を無為に過ごしたらトンデモない虚しさに襲われるようになった。休日といえど、何かしら有意義なこと…それが読書か、山登りか、Z級映画鑑賞かは関係ない。とにかく何か…をしないと、普段あれだけコキ使われてる平日の辛さのモトがとれない、と不安になる。この発想自体が仕事的で嫌
5
2K
14K
@madanaizo
1 year
↓昔、松ちゃんが「子供をちゃんとやらないと、人は大人になれない」と書いてたのが、今も自分の中に地味に残っててさ。俺はボッチでロクな青春送ってない=子供をちゃんとやってない人間だけど、そういう奴が一発逆転狙って、いきなり「ちゃんとした大人」になろうとしてもダメよ、と言われてるようで
26
2K
14K
@madanaizo
1 year
勿論「初めからちゃんと働いていた奴」の方が偉いだろう。でもそれと「ダメになった後、人生をやり直そうする偉さ」はそれぞれ別の偉さと思うんだ。そして、単に偉さや勇気の量で言えば…「今まで無職だった(引きもり?)40男が、就職するために一歩踏み出す」ために必要とした勇気は、相当なもんだよ
3
1K
12K
@madanaizo
2 years
(定期)昔の映画の悪役がベラベラと自分の計画を話すのは、自分のやってることを「犯罪」ではなく「芸術」と思ってるからです。「止めれるものなら止めてみろ」と主人公を挑発する行為含めて。私に言わせれば「35分前に実行」するような野暮天が増えたから、映画の悪党から優雅さが消えたんですよ↓
7
5K
12K
@madanaizo
1 year
坂本龍一が「なぜあなたは曲を作るんですか?」と聞かれた時に「だって、インプットばかりしてると飽きちゃうし」と答えてたのが、地味に好きなのよ。いい答えだと思うけどなぁ。インプットに飽きたからアウトプット(作曲)する、っての。
3
2K
12K
@madanaizo
2 years
昔、国語の教科書批判で「みんなで一緒に読むより、一人で孤独に読んだ時の方が生きる小説を載せるのは如何なもんか」「夜読むべき小説を昼に読むことで、子供は「これが”小説”というものなら、俺には必要ないな」と思うかもしれないぞ」みたいな指摘があって、コレはコレで一理あるかもな、とは思った
8
2K
12K
@madanaizo
3 years
落ちはないっす。
25
482
12K
@madanaizo
9 months
みうらじゅんが「飽きずに一つのことを続けるコツは?」という質問に、「飽きないふりをすること。自分もゆるキャラは当然飽きてる。でもプロとアマの違いは、どれだけ上手に飽きないふりをするかにある」と返した話が好きなんだが、プロの作家や評論家の言う「面白い」もコレと殆ど同じなんだろうな。
9
2K
12K
@madanaizo
2 years
サイゼリヤ。創業者の正垣泰彦氏が書いた外食経営の指南書がかなり面白い本で、この「求められる”おいしさ”は店によって違う。客は料理の品質と店の用途があってる時に”おいしい”と思うのだ。味だけ論じることには何の意味もない」という指摘とか、他の物事にも当てはめることができると思うんだよな。
Tweet media one
10
4K
12K
@madanaizo
1 year
『花束みたいな恋をした』それまで今村夏子を読んでいた麦君が、ブラックな企業に勤め出した途端、自己啓発本を読む場面がある。ここはウゲーとなる場面らしいが、もっと素直に捉えてもイイと思う。麦君がサバイブするために必要な言葉は今村の上品な本ではなく、野蛮な自己啓発本の中にしかなかったと
4
749
11K
@madanaizo
1 year
ある詩人が「同じ作家を好きで居続けるのは難しい。好きじゃなくなる方が自然だから罪悪感を感じる必要はない。相手の変化を受け入れられなくても、「好き」と思った時の好きは永遠だ。でも単に好みじゃなくなっただけなのに、「最近読者に媚びてる」とか言うのはやめろ」と書いていたのが思い出される
3
4K
11K
@madanaizo
1 year
SNSで自分の話はしない方がいい。ワシの若い頃は凶悪犯罪が起こる度「若者の心の闇が~」と言われたが、今はその「心の闇」が恋しい。今は家の外どころか、心の中まで「公共」の場になっちまったからな。そしてみんな疲労してるワケだ。だから思ったこと全部を投稿するな。マジで「心の闇」が消えるぞ
Tweet media one
15
2K
10K
@madanaizo
4 years
今の映画館は客が全然いないんだけど…昨日「男はつらいよ」を上映ギリギリに入ったら、唯一の先客としていた車椅子のおじさんと付き添いの女の人(夫婦?)が、座席を何席分も占領してる光景に遭遇した。俺の顔を見たら「しまった!」みたいな表情してたけど、俺は正直「そのままでいいよ」と思ったな
7
2K
10K
@madanaizo
2 years
俺は「世間一般においては会話の内容より、会話をした、という事実の方が重要なのだ。マニアはすぐ(出来もしないのに)内容のある会話をしたがるからイカン。普通の人がしたいのは「ある映画を見た」という話であって、監督論や映画論の話ではないのだ」ということに、去年ようやく気付いた男なので…
21
2K
10K
@madanaizo
4 years
ASKAが初めて曲を作り始めた時に「ふうん、なんだ。このピアノの黒い部分を使えば「良い曲」ってのは簡単に書けるんだな」と思った…という話があるそうな。俺はここに天才の早熟さというより「脳のこの部分を弄ればね、何もなくても人は泣くんです」というマッドサイエンティストの不気味さを見る
7
2K
10K
@madanaizo
4 years
同期の女性社員Aが「コンピレーションアルバムって、誰かの思い出をムリヤリ聞かされてるようで嫌なんですよね…」と言ってて、流石学生時代に男達から山ほど「俺の作ったマイベスト・カセット集」を頂戴してた女は言うコトが違うなと思った。
12
4K
10K
@madanaizo
2 years
↓古市憲寿の小説が「”無名”の小説」を参考してたことが問題視された時、川上弘美が「自分だけの声を生みだすということが、どんなに苦しく、楽しいことなのか、貴方にはわかっていないのでは。だから安易に他人の声を「参考」にしたのではないか」と批判した文を読んだ時は刺さったねぇ。他人事ながら
Tweet media one
26
3K
10K
@madanaizo
1 year
>袋叩き 「40になるまで働いてないとかバカだろ」「親のスネかじり」とね そういう意味じゃなく…いや、確かにバカだったかもしれんが、例の「更生した元不良」話と同じでさ。「一度ダメになった後、更生しようとした」勇気はソレはソレとして称賛されてイイと思うけどな
@madanaizo
1 year
ツイッターの人は「更生した元不良」に冷たいけど(最初から真面目にやってる奴の方が偉い!と言う両さんが大好きだ)、「最初から真面目で、真面目を継続した」と「一度ダメになった後に更生出来た」はそもそもが別の偉さだと思うんだよ。前者が一度ダメになった後に更生出来るかは分からんじゃないか
5
617
4K
5
1K
10K
@madanaizo
1 year
押井守監督がどっかで「勝てない奴は要は負けるのが好きなんだ」と言っていたと思う。「負けることには独自の快楽があって、一回負けた奴はその快楽に酔っちゃうんだ。そこに居付いちゃうんだよ。だから勝てない。正確には”勝とうとしない”」みたいな。酷い理屈だと思うけど、強ち間違いだとも思わんよ
18
2K
9K
@madanaizo
1 year
「辛い時は逃げてもいいよ」という言葉が、「お前は逃げてないで、ちったぁ自分の問題に向き合えよ」的な奴にウケて、逆に「逃げるな」という言葉が、「流石にお前は逃げた方がいいんじゃないか…?」的な奴に刺さってるのを見ると、なんというか「現実」っていう感じがする。「人生」という感じがする
4
2K
9K
@madanaizo
2 years
しかし、実人生振り返っても「入学式の時に偶然隣の席にいた奴」と一番長く友達を続けてたり、「褒められたから。他人より上手く出来るから」くらいのノリで続けたモノが、結果的に一番の「趣味」になったりしたことが多いワケで。なんでこんなに「好き」がなきゃイカン、的な感じになったんだろうか。
4
1K
9K
@madanaizo
2 years
佐野史郎。昭和のゴジラ映画はどんなに子供向けの作品でも、俳優が下手でも「ゴジラだ!」と言えば、なんかただことで無い感じが出た。でも平成以降は俳優が「リアルに見せよう」と真面目にやってる分、逆に「本当はゴジラを信じてないな」と感じられて、映画が弱くなる…と言ってて、これは中々鋭いな
24
2K
9K
@madanaizo
2 years
「独身は40~50代でおかしくなる」「いや、趣味があれば狂わない」「人間関係が…」と盛り上がる人にぶつけたくなる、カミュさんの「ただ普通であるということのために、莫大なエネルギーを使っている人がいることを誰も理解してない」という(出典不明の)名言。俺はただ「普通」になりたいだけんだ
22
2K
9K
@madanaizo
1 year
↓前も引用したんですが、「コミュニケーション能力によってスクールカーストが決まると思われがちだが、実際はカーストの上にいる生徒だけが意見を押し通すことを許容されてて、それを人々がコミュ力と勘違いしてきた」という説もあるワケですよ。この手の話はこのヘンも関係してるんじゃないかと思う
Tweet media one
3
3K
9K
@madanaizo
2 years
「体系的に学んでないならそれは知識とは言わないよ」はそんなでもなかったけど、なんかの漫画で「アンタはずっとトリビアな知識を披露してるだけじゃないか。それは〝会話〟とは言わないよ」という台詞を読んだ時は死ぬほど刺さったよ。それが会話じゃないなら、私のような人間はどうすりゃいいんです
35
2K
8K
@madanaizo
1 year
坂本龍一が「911の後、音楽が聴けなくなった。辛うじて聴けたのがバッハとビートルズ」と言っててさ。コレは勿論「こんな時でも胸に響くバッハの曲は凄い」という意味もあるけど、同時に「人は辛い時、聴け曲の範囲が極端に狭まる。バッハくらい凄い人の曲じゃないと聴けない」ということでもあってさ
13
1K
8K
@madanaizo
3 years
なんでヒットしたのか分からん作品があるのは、自分が考えているよりも世界が豊かな証拠ですよ。多分。
3
2K
8K
@madanaizo
2 years
「〇好きじゃなくて、〇好きな自分が好きなだけだろう?」 「それの何が悪い。私は〇を好きな自分が好きだし、〇と真面目に向き合ってる時だけ存在する自分の魂の形が好きなのだ」 という話が好きで、俺も映画や本に真面目に向き合ってる時だけは、自分が結構好きな気がする。真面目いいよ。真面目
1
2K
8K
@madanaizo
2 years
今さっき米国人の先生と話してたのね。で、好きな映画の話になった時に、一緒にいた日本人がシンゴジが好きって言ったら、先生が「僕は嫌いだ!僕は怪獣映画を見に行ったのに、政治映画を見せられた!」って。ちょっと感動しちゃったよ。初めて生で「いかにも米国人」って感じのシンゴジの感想を聞けた
26
1K
8K
@madanaizo
3 years
我々は「価値観をアップデート」出来てないオッサンを笑うが、オッサンが古い価値観を今も持ってることにはそれなりの理由や合理性があるワケで(旨味も)。それを理解しないままオッサンをネタにしてると、自分がオッサンになって「古い価値観」の意外な合理性に気付いた時、急にコロッといく気がする
7
2K
8K
@madanaizo
1 year
不機嫌な態度を取ることで、自分の要求を通そうとするアレ。アレは絶対自分の家庭というか、両親のやり方を見て学んだんだと思う。「俺はお前らのせいで不機嫌になってる」オーラを出すと、周りが勝手に忖度してくれて、結果的に自分の要求が通るワケで。当人にとっては、結構「合理的なやり方」なんだ
5
2K
8K
@madanaizo
9 months
最近小説や映画の感想で「勇気づけられる」という言葉をよく聞くようになったが、どうも自分の「常識」は正しかったという安心感を、「勇気づけられる」と表現する人が多い気がしてモヤモヤする…みたいなことを、『「逆張り」の研究』の綿野先生も書いておりました。ホントにね。
5
1K
8K
@madanaizo
3 years
近所の廃病院を知り合いが譲り受けて、今リフォーム中と聞いたから見に行ったら「昭和の世界」がそのまま残っていて感動した。今となってはなんのために使うかよく分からん機械まであって、ちょっとしたSF感覚まで味わえたよ。まるで本多猪四郎の特撮映画(の日常部分)の中にいるようだ。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
21
3K
8K
@madanaizo
2 years
川端康成の文芸時評は傑作よ。今も通じそうなのあげると、「今は不況だから生活苦を扱う小説が多い。だが、全てを疑う作家も生活苦にだけは甘い。彼らは己の生きづらさだけは愛してるのだ。そして作品は一般人の愚痴と同じ、常識的なものになる。面白いと言えば面白いが、どこに文���の有難さが?」とか
5
1K
8K
@madanaizo
1 year
もし「勇気の最大瞬間出力」みたいなのが計測できるなら、この40男の出した勇気の量は、真面目(?)に働いてる俺がここ数年出した勇気の総量を遥かに凌いでいると思う。多分、彼は今回採用されないだろう。でも絶対そのうち何らかの形で彼が報われる日が来ると思う。それまで頑張れよ。オッサン。
6
781
7K
@madanaizo
1 year
(余談) この話。一番拒否反応を示したのが近所のマダムだった。「どこが偉いの?人は働いてナンボよ!」と。あぁ、マダム。アナタの感覚の方が普通と思うよ。でも、俺の記憶が正しければ、アナタは大学出てすぐ裕福なガイと結婚したはずで… どうも労働経験ない人ほど労働を賛美する気がしてスカン
8
906
7K
@madanaizo
2 years
「〝合わない人はすぐ切る〟は相手を信じて待つことが出来なくなるから孤立する」もコレと同じと思うんだ。どんなに頭が良くても、人間の頭の良さなんてたかがしれてる。頭の良さで他人を即座に理解することはできない。だからある種の不快さに逆らって、自分をその場に「拘束する」のが重要だ、という
1
1K
7K
@madanaizo
1 year
トム・ヨークが「君の歌詞はネガティブな内容ばかりだ」と言われた時、「歌詞をつけること自体がポジティブな行いだ」と返した話が好きでもう百回くらい引用してるのだが、やっぱりコレは真実と思うのね。何か生み出すこと中には「善」的なものが含まれてると思うの。そしてその「善」は人を自由にする
2
988
7K
@madanaizo
2 years
俺は以前から「どうやったら小説(や批評)が書けるか」という本ばかりあって「どうやったら小説が読めるか」という本がないのが不満だったんだが…『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』という本を読んだら、冒頭でそのことに触れてて「まさに!」となった。
Tweet media one
Tweet media two
Tweet media three
Tweet media four
7
2K
7K
@madanaizo
10 months
「ジブリ映画は見た後に自分がいい人間になったと錯覚できるからウケる」という名言が押井守監督にあるが、それと似たようなもんだ。Twitterは「自分には語るべき話題や内面がある」と気軽に錯覚できるからイイんだよ。「そうだ!まさに僕もそう思ってたんだ!(いいねを押す)」と。事後的な錯覚だよ
8
936
7K
@madanaizo
10 months
生きるというのはね、二流の自分に慣れることなんですよ。自分の頭の悪さや不器用さ、何より、自分が自分が思うほど善人ではない、という悲しい事実に慣れること。で、それは同時に「二流の挫折」に慣れることでもあんでしょうな。「会社の電話番すらまともにこなせない」とか
Tweet media one
6
1K
7K
@madanaizo
2 years
「小説の文章を頭で映像化しないで読む人」どころか、「内容を理解してないけど、問題なく楽しめる人」も多いと思うよ。ほとんど、洋楽と同じだよ。歌詞は分かんないけど、なんかええ感じの言葉がテンポよく並んでるから、それのノセられるだけで十分キモちいいんだ…みたいな。
13
1K
7K
@madanaizo
1 year
俺も昔「話し方教室」みたいなのに行ったことあるの。そしたらココに書かれてる欠点全部指摘された(特に②)。それを全部直したら…最初に結論話すとか…凄く「普通」に話せたよ。でも自分的には全然「感情をこめて話してる感じ」がなくて虚しかった。でも周囲は喜ぶんだ。会話ってなんだろうと思った
Tweet media one
8
2K
7K
@madanaizo
4 years
南極で殺人未遂事件。原因は「読みかけの本のネタバレ」 我々は「本」の存在も、その「本」のネタバレを踏むことも「当たり前」になっているが、本来「本」は生き死にレベルで重要なものだ(その楽しみを奪った奴は殺されても文句は言えない)という事実を思い出させてくれる
10
4K
7K
@madanaizo
9 months
坂口安吾の小説の出だしに「上り調子にある人間は、自分の欠点を認めることすら娯楽になる」みたいな文章があって、今もなんかあるたびに思い出すな。人気者が人前での反省してるからって、本気で反省してるって思っちゃいかんよ。それは娯楽だから。で、この理屈で言えば米国は常に上り調子の国なんだ
2
1K
7K
@madanaizo
3 years
稲生先生が「自主映画の審査員してるけど、主役の男女が海へ行ってボソボソ喋る映画がやたらある」とボヤいてて面白かった。それで「君達はここで何を描いてるつもりなのか?」と問い詰めると、最終的に皆「なんとなく”映画っぽい”と思って…」と白状するらしい。「洗脳されてるよ!」と苦笑してました
3
2K
7K
@madanaizo
1 year
前にどっかで読んだ「孤独な老人はいつも「誰かと話がしたい」と思ってる。でも自分が話しかけることで、自分の相手をしてくれるような「いい人」の時間を無駄にさせてはダメだ。「いい人」に負担をかけるくらいなら我慢しよう…で、そのまま死んでいく人が結構いる」みたいな話が、いつも頭にあってさ
7
1K
6K