@baaUBZ8INKYP7U0
山口一男
3 years
私の長時間労働・出張批判に対し罵詈雑言が散見できるので最後に付け加えておく。現在日本人のホワイトカラーの時間当たりの労働生産性は米国やドイツの3分の2でそれが相対的賃金を下げている。これは勿論日本人の能力が劣るからではなく、日本企業の人材活用のあり方に問題があるからである(続く)。
2
85
194

Replies

@baaUBZ8INKYP7U0
山口一男
3 years
私の分析結果では日本企業の問題の一因が従業者に長時間労働や柔軟性の無い労働を強い、特に女性が家庭の役割上そのような労働ができず、多くが離職する、という理由で人材活用してこなかったことである。一方女性活用に成功している企業の生産性はむしろ高い(拙著『働き方の男女不平等』。(続く)
1
58
122
@baaUBZ8INKYP7U0
山口一男
3 years
一方米国やドイツの労働生産性の高さの一因は、様々な個人的・家庭的制約のある人でも、その能力を発揮できるような社会や職場づくりに努め、多様な人材の活用に成功してきたことにある。私が女性活用やとどまらず、多様な人材の活用を日本で訴えてきたのも、この理由である。(続く)
1
43
108
@baaUBZ8INKYP7U0
山口一男
3 years
私への反感の多くは「実務を回す」には残業や出張が不可欠だと趣旨が多かったが、誰もが同じこと(残業や出張ができるか)で評価されるべきという考えは、多様な人材を生かすことの否定である。企業はどの様は働きかたなら、その個人の能力をいかせるかを考えるべきだ。(続く)
1
41
124
@baaUBZ8INKYP7U0
山口一男
3 years
なお蛇足だが、学者の空論という批判も散見できるが、私の意見の多くは実証研究に基づく。また米国の有名大学の多くの学者は一種の自営業者でもある。学外から多額の研究予算を獲得し、研究所運営に参加し、人材を育成・訓練する。常に熾烈な競争にさらされており、空論をもてあそぶ暇などない。
2
37
101
@dctrhg
日下野博士
3 years
@baaUBZ8INKYP7U0 罵詈雑言と言えるものもついてはいますが、そもそもその多くはあなたの「長時間労働・出張批判」に対するものではないでしょう。 教授ともあろうものが、相手の示したデータにろくに言及もせずに「話にならない」などと言い捨てた態度に多くの人が失望したのですよ。
0
0
6