東京電力(海洋生物飼育日誌) Profile
東京電力(海洋生物飼育日誌)

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福島第一原子力発電所構内で、海洋生物の飼育試験を行っています。2022年10月3日から「通常海水」と「海水で希釈したALPS処理水」双方の環境下で飼育しており、その状況をお知らせしています。24時間ライブカメラはこちら:

福島第一原子力発電所構内
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
10 months
2023年8月24日9時 天気 晴 水温 18.7℃ 本日、ALPS処理水の海洋への放出を開始しました。 これまでこの飼育日誌を通じて、ヒラメとアワビの状況をお知らせしてきましたが、引き続き、トリチウムの生物影響に対するご不安にしっかりお応えできるよう、正確な情報発信に努めてまいります。(元)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
10 months
2023年8月25日9時 天気 晴 水温 17.9℃ これからもヒラメやアワビの飼育を続けます。そしてALPS処理水を添加した海水中でもヒラメやアワビが元気に生活している様子や、トリチウムが生物体内で濃縮されないこと等を、この飼育日誌を通じてお知らせしてまいります。(山) <次回は8月28日です>
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
10 months
2023年9月7日9時 天気 晴 水温 18.2℃ ALPS処理水による影響を確認するためのヒラメの飼育を開始して間もなく1年。ヒラメたちも飼育員になついてきており、飼育員の姿を見ると水底でモゾモゾとし、手を水面にかざすと水面まで浮かび上がって立ち泳ぎを披露し、餌をネダル子もでてきました。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年10月5日9時 天気雨 水温18.9℃ 本日トリチウム濃度が約1,500ベクレル/㍑の水槽に通常海水で飼育していたヒラメ約60尾を移し替え、体液中のトリチウム濃度確認試験を開始しました。1時間後、3時間後、9時間後、24時間後・・とヒラメを5尾ずつ抜き取り、体液中の濃度の経時変化を確認します(山)
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2 years
2022年12月5日9時 天気晴 水温18.5℃ <ヒラメ日誌> ひらめ:ねえYouTubeに散歩するアンドロイド」のSAORIお姉さんが浜通りを旅行した様子をアップしたの見た? あわび:勿論よ!私たちも映っていたわよ ひらめ:福島の今を世界中に広めて貰えてあがたいね あわび:もう一度来てくれないかしら(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年10月27日9時 天気 晴 水温 18.3℃ 一昨日(10月25日)に引き続き飼育試験施設へアワビ300個を搬入し、水槽に受け入れました。一緒に海洋生物を飼育している協力企業の事務所(大熊町内)に岩手県から送って貰ったもので、明日残りの300個が同様に届く予定です。アワビ飼育も本格化します。(山)
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9 months
2023年9月11日9時 天気 晴 水温 18.7℃ 飼育員がヒラメに噛まれました。ヒラメの状態確認のため、水槽の上に手をかざして動きを見ていたところ、突然、空中に跳びはねてパクリ!鋭い歯で血が滲みました。さすが肉食魚。気を付けなければ。(噛まれたのは非管理対象区域の水槽でのことでした)(山)
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10 months
2023年8月30日9時 天気 晴 水温 18.1℃ 三重水素(トリチウム)が生物内に取り込まれる際は棲息環境中の水素と三重水素の割合で取り込まれ、三重水素が選択的に取り込まれることはありません。 これは自由水型、有機結合型のいずれでも同じで、ヒラメ等が摂取する餌でも同様のことが言えます(山)
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10 months
2023年8月22日9時 天気 晴 水温 18.5℃ 昨日のヒラメの整列。写真をよく見ると「実はYoutubeのカメラを嫌っているのでは疑惑」が浮上。ためしにカメラの位置を変えて暫く様子を見てみました。最初はてんでんバラバラでしたが、暫くしたらカメラを挟んで同じように整列。疑惑は晴れたようです。(山)
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10 months
2023年8月29日9時 天気 晴 水温 18.5℃ トリチウム以外の放射性核種を取り除いたALPS処理水を添加した飼育海水を毎月分析していますが、トリチウム以外は天然のカリウム40しか検出されていません。同様にヒラメの肉についても、飼育海水と同様で、セシウムは検出されていません。(山)
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10 months
2023年8月21日9時 天気 晴 水温 18.3℃ 水槽の中でヒラメが同じ方向を向いて並んでいます。川の魚だと上流から餌が流れてくるのでみんな上流を向いてますが、この整列は餌が落ちてくる水面を見られるようモゾモゾしているうちに同じ方向を向くことになったようです。誰かが号令をかけたみたい。(山)
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10 months
2023年9月1日9時 天気 晴 水温 17.8℃ 昨日、トリチウムの生体影響に関する専門家の田内教授(茨城大)が、海洋生物飼育試験施設をご視察されました。ヒラメやアワビがトリチウム環境下でも元気に生育していることを発信し続けることの大切さについてご指導いただきました。(山) <次回は9月4日です>
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10 months
2023年8月31日9時 天気 晴 水温 18.7℃ セシウムはカリウムと性質がほぼ同じため置き代わって体内に取り込まれます。ストロンチウムもカルシウムと置き換わります。体内から排出される速度が取込み速度より遅いと蓄積されます。トリチウムは水素なので水として取り込まれ、短時間で排出されます。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年2月9日9時 天気 晴 水温17.7℃ 元気なアワビの写真が撮影出来たのでアップします。火・水曜日と衝撃画像や不気味な画像が続いたので、のんびりしたアワビの写真でまったりしてください。ちなみに煌びやかな貝殻は厚さ0.001ミリ以下の薄いセラミック状の板が千枚以上重なって形作られています(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
9 months
2023年10月2日9時 天気 晴 水温 17.7℃ ALPS処理水を使った飼育試験を開始して1年が経ったので、1年前と今の状態を見比べることにしました。まずはヒラメからです。1年前は手のひらサイズで「これから何が起こるの?」と萎縮していましたが、今はA4サイズで堂々とし、少し窮屈そうです。 (山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
10 months
2023年9月4日9時 天気 雨 水温 18.7℃ 最近飼育日誌を読み始めた方もいるので、飼育設備の概要についてご説明します。飼育水槽は通常海水とALPS処理水添加海水の水槽が2系統ずつの計4系統あります。飼育開始時に各系統にヒラメ約200尾、アワビ約200個ずつを迎え入れて飼育を始めました。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
9 months
2023年9月13日9時 天気 晴 水温 18.6 ヒラメを飼育試験施設に迎えてから今日で丁度1年。当初心配していた寄生虫や病気による斃死も特にみられず、トリチウムの取り込み・排出試験、影響確認試験も順調です。来た時は手のひらサイズでしたが、今ではA4サイズに。1歳6か月になりました。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年9月30日9時 天気晴れ 水温18.0℃ 本日、水槽からの海水とヒラメの試料採取をもって飼育試験を開始しました。水槽の様子はライブ配信しています黄色水槽は今後ALPS処理水を添加する水槽、青色水槽は通常海水の水槽で現場作業のヒューマンエラー防止の為色分けしてます(元)
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2 years
2022年10月3日9時 天気 晴 水温 19.0℃ 10時頃、ALPS処理水を添加して飼育を行う水槽5系統(1系統は容量4,000L)のうち2系統に15万ベクレル(Bq)/Lの処理水を約40Lずつ加えトリチウム濃度約1,500Bq/Lの海水にして飼育を開始しました。ヒラメさんたちは添加の前後で差は見られず元気に泳いでいます。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
8 months
2023年10月10日9時 天気 晴 水温 18.3℃ 1年前から成長したのはヒラメやアワビだけではありません。飼育員のヒラメ試料を5枚におろすテクニックも上達しました。 可食部の試料をできるだけ多く��取するテクニックによって、多く採取できれば締める数が少なくなります。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
11 months
2023年8月3日9時 天気 晴 水温 17.6℃ 先月末でトリチウムが1リットルあたり約1,300ベクレル含まれる海水でヒラメを飼育し始めて300日が経過しました。成長の度合いや生残率、餌への喰いつき状況(元気さ)など、ALPS処理水を添加していない海水で飼育しているヒラメとの違いは見られません。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
3 months
2024年3月8日9時 天気 雪 水温 17.8℃ 2022年3月17日にこの飼育日誌(練習飼育や準備飼育期間含む)を書き始めて、間もなく丸2年が経とうとしています。日誌の掲載回数は本日分も含めて448回となります。その間日誌に登場したヒラメのイラストと新しいイラスト(4代目)を紹介します。 (山)
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9 months
2022年10月3日9時 天気 晴 水温 18.3℃ 1年前は手のひらサイズで約70g程度だったヒラメも、今ではA4サイズで体重も約500gです。1歳7か月です。10年以上の長寿ですので、人にすると中学生くらい?さらに来年の今頃は年長さんヒラメのように体重1,000gで、全長も50cmくらいに��ります。 (山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
9 months
2023年10月5日9時 天気 晴 水温 18.3℃ アワビは繊細で、専門家から閉鎖循環型水槽での飼育は難しいと言われていました。実際に飼ってみると、生存競争も激しく、1年で約半数がケガなどが原因で死んでしまいました。一方、生き残っているアワビの中には、こんなに大きくなったものもいます。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年10月18日9時 天気 曇 水温 19.4℃ ひらめ日誌 昨日はカメラを抱えた人たちが大勢来て賑やかだったな。私達のことがテレビや新聞で紹介されたみたいで嬉しいよ。今日はいつもの日常に戻り静かな1日だね。外は寒くなってきたけど水中は丁度いい温度で、のんびりできるよ。そろそろ飯かなぁ~(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
10 months
2023年9月6日9時 天気 雨 水温 18.6℃ アワビを透明ケースに入れ、裏側(お腹の部分)の動画を撮影しました。腹足(お腹の部分:白いところ)を波打たせて動き回ります。 腹足の周りの赤い枝状のヒダヒダも足の一部で、触覚のような働きをし、潮の流れや障害物を感知しています。(K)
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10 months
2023年8月28日9時 天気 晴 水温 18.2℃ 生物の体内に取り込まれるトリチウムには2種類あります。自由水型トリチウムといわれる、いわゆる体液中に水の形で存在するトリチウムと、筋肉の組織の一部となって存在する有機結合型トリチウムです。どちらのトリチウムも濃縮されることはありません。(山)
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10 months
2023年9月5日9時 天気 晴 水温 18.7℃ ヒラメとアワビは人が冷たいと感じる水温に維持する必要があるとされています。また、閉鎖循環系での飼育なので、排せつ物の蓄積・浄化や塩分上昇などにも注意を払い、通常海水水槽とALPS処理水添加水槽で違いが生じることのないよう水質を維持しています。(F)
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7 months
2023年11月9日9時 天気 晴 水温 17.5℃ 飼育海水の水質を悪化させる一番の原因であるアンモニアは「ヒラメの尿から排泄される。」とこれまでご説明していました。しかし最近、ヒラメから排泄されるアンモニアは尿からではなく鰓からのほうが圧倒的に多いことを学びました。(山)
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1 year
2023年2月16日9時 天気 晴 水温 17.6℃ ヒラメ日誌 あわび:わたしたち夜になるとソワソワしちゃうのよね~。 ひらめ:ぼくたちもどちらかと言うと夜のほうが活発なんだ! あわび:ほんと?昼も夜もジッとしてるじゃない。 ひらめ:食事の時を見てよ。ボーっとしてないでしょ!やるときはやるんだから(山)
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3 months
2024年3月22日9時 天気 晴 水温 17.6℃ 一昨年の5月下旬。練習飼育を始めて2か月。ヒラメがバタバタと死に始めました。最初は原因が全く分かりませんでしたが、6月には吸血性寄生虫が原因と特定でき、試行錯誤しながら塩水浴などの撲滅対策を確立してからは死亡を抑えることができました。(山)
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2 years
2022年10月28日9時 天気 晴 水温 17.5℃ 【ひらめ日誌】 なんかさぁ、昨日ひらめはジミって言ってるヒトがいてさぁ。保護色だし水底でじぃ~~っとしてるけど、俺達ジミか?でも今週から煌びやかな翡翠(ひすい)鮑さんも同居始めたし明るくすっぞ!<今週の死亡はありません。次回は10月31日です>(山)
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9 months
2023年9月27日9時 天気 雨 水温 18.6℃ 生物の「おしっこ」に含まれる毒性の強いアンモニアを微生物の力を借りて →亜硝酸→硝酸と変え、最後はこれも微生物の力で窒素ガスに変えて放散します。この窒素ガスに変える重要な装置のスイッチを間違って誤操作しないように透明カバーを付けました。(山)
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2 years
2022年11月15日9時 天気 晴 水温 18.0℃ アワビの成長は殻の縞模様を観察することでわかります。食べた餌により、殻の色が変わり縞模様になります。発電所に来てからの成長が目で見てわかるのはうれしいものですね。(K)
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1 year
2023年5月31日9時 天気 晴 水温 18.2℃ ALPS処理水を添加した海水で栽培したホンダワラのトリチウム取り込み・排出試験の結果が出ました。ヒラメやアワビと同じように、 ・濃縮はせず、飼育環境中の濃度よりも高くならない ・通常の海水に戻すと排出して低くなる という結果になりました。(山)
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3 months
2024年3月12日9時 天気 曇 水温 18.4℃ 事故から13年が過ぎました。私たちは決して事故を忘れず、これからも福島への責任を果たすべく真摯な気持ちで、安全を最優先に、廃炉作業に最善を尽くしてまいります。また、今まで通り海洋生物の試験飼育も継続し、適宜お知らせしてまいります。(飼育員一同)
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9 months
2023年9月26日9時 天気 曇 水温 18.5℃ 飼育海水は法規制上、放射性液体廃棄物扱いになります。このため、施設外への漏洩対策として堰を設けてあります。この堰を跨ぐ際に躓く危険があるので、踏み台を設置しました。ヒラメやアワビを大切に飼育するため、まずは飼育員の安全第一を心がけます。(山)
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8 months
2023年10月12日9時 天気 晴 水温 18.7℃ 筋肉中の有機結合型トリチウムを測るには、まず約1週間かけて、凍結乾燥処理で筋肉中の水分を取り除きます。 次に乾燥した肉を水に浸して残っている水溶性トリチウムを洗い流し(計4回)、再び、1週間の凍結乾燥処理。 この作業だけで半月を要します。(山)
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4 months
2024年3月5日9時 天気 曇 水温 17.3℃ ヒラメの筋肉など体内の有機物に結合したトリチウム(有機結合型トリチウム:OBT)の 排出試験を1月10日に開始して、間もなく2か月経ちます。今日は測定試料の前処理を紹介します。飼育員の手の動きにも無駄がなく、テキパキしていて板前さんのようです。(山)
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1 year
2023年1月16日9時 天気 雨 水温 18.0℃ 専門家の立場で死んだアワビをよく観ると、頭の殻に切れ込みが入り、外套膜もなくなっています。これが死因で、切れ込み周りが茶色になっていることから、その時期は数カ月前と考えられ、発電所に輸送してきた頃に負った怪我と思われます。(K)
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9 months
2023年9月25日9時 天気 曇 水温 18.6℃ 今月から衛生状態をより良くする目的で、飼育試験施設内は専用の靴に履き替えることにしました。施設の入り口で専用の靴に履き替えるのは少し面倒ですが、ヒラメやアワビに悪さをする雑菌を持ち込まないで、健康で快適に生活できるよう、日々改善です。(山)
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1 year
2023年2月8日9時 天気 晴 水温18.3℃ 無菌状態の飼育はないので様々な闖入者が水槽の中で見つかります。今回紹介するのは「ワレカラ」という小型の甲殻類でアワビにくっついていたものと思います。マダイの寄生虫の中間宿主ですが、ヒラメへの影響は知られていません。まるでナナフシみたい(山)
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9 months
2023年9月12日9時 天気 晴 水温 18.7℃ 9/7の動画のヒラメ、一般の養殖ヒラメと同様に裏側(目のない側)の一部が着色しています。この着色は幼少期から砂に潜ることでなくなります。また、透明なガラスパウダーを砂に用い、下から光をあてた条件でも裏側全体が白くなることがわかっています。(F)
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7 months
2023年12月7日9時 天気 晴 水温 17.5℃ 塩水浴中に暴れてヒラメが弱らないよう、塩水浴と麻酔を同時に行うことにしました。麻酔のかかったヒラメの喉から寄生虫をピンセットで除去し、患部には念のため食塩を塗り付けます。この処置により塩水浴後の死亡がなくなりました。(F)
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1 year
2022年12月26日9時 天気 晴 水温 17.7℃ 先日より試験を進めていたヒラメの体液中のトリチウムの取込&排出試験結果が纏まりました。生活環境中のトリチウム濃度より濃くなることはなく平衡状態になり、通常海水に戻すと数日で体液中からトリチウムが排出されました。(山)
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7 months
2023年11月16日9時 天気 晴 水温 17.3℃ 海水の塩分約3%に対してヒラメ体内の塩分は約1%です。 塩分が入り込み“塩漬け”になるのを防ぐため、ヒラメは 海水をたくさん飲み、腸から海水を吸収し、鰓にある塩類細胞の働きでナトリウムや塩素などを排出することで、体内の塩分を維持しています。(F)
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2 years
2022年10月17日9時 天気 曇 水温 19.2℃ 本日、飼育試験の様子をマスコミ関係者15社17人の方にご覧頂きました。内容は構内の飼育試験の水槽施設だけではなく、舞台裏のバックヤードや構外の訓練飼育施設など多岐にわたり、覗き込まれるヒラメたちだけでなく、ご案内する飼育員も緊張気味でした。(元)
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1 year
2023年1月24日9時 天気曇 水温17.8℃ <ヒラメ日誌> ひらめ:先日、イギリス人のお姉さんが来てたよね? あわび:飲食専門のイベント・マーケティング会社のキャサリンさんよ! ひらめ:飲食業界の方たちと強いネットワークがあるんだよね。 あわび:私たちワールドワイドで有名になっちゃうわね(山)
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2022年11月1日9時 天気 晴 水温 18.3℃ 今日から、新たな頼もしい助っ人(K)が飼育係に加わりました。四十年間アワビやナマコをはじめ魚介類の養殖・海藻類の栽培に携わってきた元漁業関係者です。着任早々飼育訓練施設(構外)のアワビやヒラメたちの健康状態のチェックなどを行いました。(山)
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2 years
2022年10月19日9時 天気 曇 水温 19.5℃ 来週からアワビの飼育試験を始めます。それに先立ちアワビの分析用前処理(殻など不可食部の除去)の練習をしました。口と消化器、殻以外はすべて分析に供します。なお肝の部分は「食べる」「食べない」で飼育員の間でも嗜好が分かれておりました。(山)
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2023年11月6日9時 天気 曇 水温 18.4℃ 海水には塩分など様々な物質が含まれており、淡水に比べて粘性があります。これを利用したのがプロテインスキマーです。空気を吹き込むと泡が発生し、糞などの有機物が泡の表面に付着して除去できます。冬の日本海沿岸に見られる浪の花と同じ原理です。(山)
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7 months
2023年11月22日9時 天気 晴 水温 18.5℃ 9月6日に掲載した動画からの切取りです。アワビの顔を正面と真下から撮影しました。ちょっと見はグロテスクですが、じーっと見ていると目元口元に愛嬌があり、ヒゲ(触角)も個性的で、いとおしくなってきます。(山)<次回は11月24日です>
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2 years
2022年11月14日9時 天気晴 水温18.3℃ アワビが水槽の底や壁にねっぱって(「張り付く」の浜通りの方言)剥がれない時、無理に剥がそうとすると内臓を引きちぎってしまいます。この軟膏べらをアワビと床壁の隙間に差し込むと簡単に剥がせます。ただアワビが油断している隙に差し込む技が必要です。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
6 months
2024年1月4日9時 天気 曇 水温 18.5℃ このたびの能登半島地震に際し、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早く生活が平穏に復することをお祈りいたします。 トリチウム取込試験は昨年で一通り完了しましたので、今年からは日誌の頻度は週2日程度にしてご報告します。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
3 months
2024年3月19日9時 天気 晴 水温 17.6℃ 2022年3月17日から練習飼育を開始してます。2年前に発電所にやってきたときはヒラメの大きさも手のひらサイズで全長約20㎝でした。2年経った今は、全長約35~55cmで平均で約2.2倍になっています。しばらくヒラメ飼育の振り返り(想い出話)をします。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
5 months
2024年1月23日9時 天気 晴 水温 18.2℃ 見学台の工事やヒラメの引っ越しでバタバタしてましたが、久しぶりにアワビをじっくり観察しました。前方に2本の触角がピンと伸び、貝殻の周りにも小さな触角がうにょうにょ出て、寿司屋さんで「ひれ」とも言う腹足がもさもさしているのが元気の証です。 (K)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
7 months
2023年11月14日9時 天気 晴 水温 18.5℃ 本日よりヒラメの鰓の働きをシリーズで紹介します。鰓は左右で4枚ずつあり、血液を多く含��真っ赤な色をしています。鰓弓から無数の鰓弁が伸び、それらの表面にヒダ状の2次鰓弁を備えていることから、鰓はたいへん広い表面積を有しています。(F)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
9 months
2023年10月6日9時 天気 晴 水温 17.7℃ アワビは成長度合いは殻の縞模様で測れることを以前お知らせしました。併せて殻の色で何を食べたかもわかります。現在、生き残って大きくなったアワビの殻を調べたところ、成長分が約2cmありました(K) <次回は10月10日です>
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
10 months
2023年9月8日9時 天気 晴 水温 18.7℃ 一昨日紹介したアワビの動画の中で左奥からカメラに向かってきたアワビの静止画像です。アワビの顔の正面映像で、触角だけではなく「目」もしっかり確認することができます。皆さん、「貝」のオメメなんて見たことないですよね。(K) <次回は9月11日です>
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年10月31日9時 天気晴 水温17.5℃ アワビの体液中のトリチウム濃度測定の後半戦がスタート。正午にALPS処理水を添加した水槽から通常海水の予備水槽に移し替え、その後1、2、4、8、16時間後・・・と試料採取します。また、飼育開始1か月後のヒラメたちの放射能分析の試料も採取しました(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
8 months
2023年10月18日9時 天気 晴 水温 18.1℃ ヒラメやアワビは薄暗い海底で生活してるので、水槽の横の窓にブラインドを付けて日のひかりを減光しています。しかし、窓から遠い水槽では暗すぎて昼夜が分からないと気になっていました。そこで、訓練施設と同様に昼間はLEDライトを点けることにしました(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年2月7日9時 天気 曇 水温 17.8℃ 飼育生物に触れたいというお客様からのリクエストがたまにありますが、触るのはご遠慮いただいています。ヒラメは思いのほか凶暴で、鋭い歯で噛みつかれて怪我をします。また、アワビは極めて繊細で、人の体温で低温火傷して衰弱してしまいます。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
9 months
2023年9月28日9時 天気 雨 水温 18.5℃ 飼育試験施設内は衛生の観点から専用の靴に履き替えてますが、ALPS処理水添加水槽の堰内は、靴底に付着したトリチウムを他のエリアに持ち出さないように更に専用の靴に履き替えています。履き替え時にバランスを崩さないように補助杖を用意しています。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年1月13日9時 天気 晴 水温 18.2℃ 体液中のトリチウム濃度が高くなったヒラメを普通の海水に戻すと、この海水を体内に取込み、体液中のトリチウムが水素と置き換わるので、取込時とほぼ同じ速度(約1日)でトリチウムが排出されました。今週はアワビ3個の死亡を確認。(山) <次回は1月16日です>
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年1月5日9時 天気 晴 水温 17.3℃ アワビの死亡防止対策として、密度が高いことでケガをしないように12月末から大きな水槽に引っ越し中です。また、アワビは曲面を動くのが苦手なので、シェルターを角型(平面)のものに変えました。新しい環境で快適な毎日を送ってくれるといいなぁ。 (山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
6 months
2023年12月12日9時 天気 雨 水温 17.6℃ 体内に取込まれたトリチウムは少しずつ有機結合型トリチウム(OBT)になりますが、自由水型トリチウム(FWT)と同様、ある値で平衡になります。つまり新陳代謝の過程でトリチウムの取込み速度と分解・排出速度が同じになり、濃縮はしないということです。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
9 months
2022年10月4日9時 天気 雨 水温 18.3℃ ヒラメの水槽に水中カメラを沈め、Youtubeでライブ配信しています。映像が途切れないよう工夫や改善を行っており、過去動画も閲覧可能です。ヒラメもカメラの存在に慣れ、給餌の際はカメラを気にせず乱舞して食いついています。現在、給餌は月火木土です。(元)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 months
2024年4月9日9時 天気 雨 水温 18.5℃ 訓練飼育施設ではアワビの健康維持を目的に、3月から定期的に昆布を給餌しています。昆布の色の薄いところがアワビの食(は)んだ痕です。摂餌量の正確な計量はできませんが、人けのない夜に小さな口で一生懸命食んでいる姿を想像すると健気(けなげ)です。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
4 months
2024年2月20日9時 天気 曇 水温 18.4℃ 昨日19日は二十四節気の「雨水」(雪が雨に変わる頃)でした。水温が一定の飼育水槽の中のヒラメにも春が近づいているのを感じるのでしょうか?飼育員が掃除するそばから、出すものだしての~んびり。まるで日向ぼっこしているようで気持ちよさそうです。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年7月6日9時 天気 曇 水温 18.6℃ IAEA事務所の開設に合わせて、グロッシー事務局長が発電所をご視察されました。ご視察された飼育試験施設において、海洋生物飼育に関する技術協定をIAEAと当社の間で締結しました。今後もご指導を頂くとともに、一層の緊張感をもって取り組んでまいります。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年1月12日9時 天気晴 水温18.2℃ トリチウムに関する知見では,水分子またはイオンの状態で体内に存在するトリチウムは鉛や水銀などとは異なり,特定の臓器に溜まったり濃縮されたりすることはないとされます。このため生活環境中のトリチウム濃度よりも低い濃度で,ほぼ横ばい状態となります。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
8 months
2023年10月17日9時 天気 晴 水温 18.1℃ アワビには頭?の部分に象徴的な2本の大きな触角がありますが、その他にも身の回りの状況を知るための小さな触角がいっぱいあります。周りに敵がいないか、餌はどこにあるのか、危険はないかと全身のセンサを常に働かせています。今の先進的な車みたい。(元)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年1月31日9時 天気 晴 水温 17.7℃ 同じ水槽の中でも、大きさや運動能力などにより、弱いヒラメは強いヒラメに噛みつかれたり、他のヒラメに餌を奪われたりと、自然界とは言わないまでも、熾烈な生存競争に晒されています。その結果栄養不足になったり、怪我したりして淘汰されていきます。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
9 months
2023年9月14日9時 天気 晴 水温 17.9℃ 飼育試験施設は放射線管理対象区域である福島第一原子力発電所構内にあります。そこでは日々の放射線管理が必要で、作業中は線量計を必ず着用するとともに、汚染(放射性物質の付着状況)の確認や放射線量の測定を行い、放射線安全を常に確認しています。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
6 months
2023年12月11日9時 天気 晴 水温 17.4℃ ヒラメ体内に取込まれた海水中のトリチウムは、新陳代謝により筋肉を形成している有機化合物中の水素と入れ替わります。これが有機結合型トリチウム(OBT)です。飼育試験開始後約1年の分析結果が出ました。約200ベクレル/Lで頭打ちになっています。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
8 months
2023年10月30日9時 天気 晴 水温 18.0℃ ヒラメやアワビの飼育は原子炉施設の安全には直接関係ありませんが、飼育員の作業安全は原子力発電所の安全の重要な要素です。そこで先週、本社の「原子力安全監視室」による飼育員たちの行動観察を行い現場の作業安全について気づきをもらいました。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年2月21日9時 天気 晴 水温 17.5℃ アワビの餌のご紹介。アワビには魚粉などのタンパク質に海藻などのミネラル分を加えたペレット状の配合飼料を与えています。でも本来は海で海藻や藻を食べているので、たまには乾燥昆布を与えて食欲増進に努めています。昆布を入れると一目散に喰いつきます。
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年10月26日9時 天気 晴 水温 18.4℃ 朝4時、アワビの体液中のトリチウム測定試験を開始しました。昨日一般海水水槽に受け入れたアワビのうち予備を加えた95個をALPS処理水を添加した水槽に移し替えて試験開始。貝類は魚類より海水の取り込み速度が速いので、1,2,4,8,16時間後に採取します。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2022年12月28日9時 天気 晴 水温 17.9℃ 【ひらめ日誌】今年ももうすぐ終わるなぁ 水槽の中で年越しだね この水槽の中も飼育員さんが気を使ってくれて、日々快適になっているし、喰っちゃぁ寝の生活も悪くないな 来年もいい年になるといいわね。そうだね。では良いお年を(山) <次回は2023年1月4日です>
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年10月11日9時 天気 曇 水温 19.7℃ ヒラメの体液中のトリチウム濃度確認試験開始から7日目。今日、午前中にサンプリングを行った後、残りのヒラメを通常海水の水槽に移し替えました。これから、体液中のトリチウムが減っていくのを確認するため、前回と同様にサンプリングしていきます。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年3月9日9時 天気 晴 水温 18.2℃ 飼育試験では養殖とは異なり飼育海水が放射性廃棄物になってしまうため、水質の悪化につながる残餌を極力少なくする必要があります。このため、飼育している生物には生育のギリギリの量の餌しか与えていません。腹の減ったヒラメは餌に競って喰らいつきます。山
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
8 months
2023年10月23日9時 天気 晴 水温 17.9℃ 飼育水の水質確認に使った海水や清掃の時に生じた汚水などは法律上の扱いが放射性液体廃棄物なので、そのままでは捨てることができません。このため専用のタンクに溜めて、オゾンで有機物を分解し、多核種除去設備(ALPS)で処理する予定です。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年1月30日9時 天気 晴 水温17.6℃ 昨秋に飼育を始めたヒラメは今春で生まれてから1年が経ちます。同じ条件で飼育しても大きなひらめと小さなひらめではこんなにも差が出ます。色も固体によって濃淡があったりと、同じように見えてそれぞれに個性があります。「みんなちがって・・・」です。(山)
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東京電力(海���生物飼育日誌)
2 years
2022年11月24日9時 天気 晴 水温 17.6℃ 管理対象区域の外にある訓練飼育水槽には試験飼育水槽と同じ経歴のヒラメがいます。ここでの役割はアポロ13号でのヒューストンと同じ。試験飼育水槽で問題が発生したら訓練飼育水槽で対策を検討し、試験を行って試験飼育水槽に反映する重要な役割です。(石)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年10月7日9時 天気 雨 水温18.9℃ 飼育施設の照明は作業中以外は消灯しており、日中なのにライブカメラが白黒画面で「故障では?」との声をいただいたので、ヒラメにストレスない範囲で点灯してみます。夜間はこれまで通り消灯です。なお今週死亡したヒラメはゼロでした。(元)<次回は10月11日です>
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
10 months
2023年8月23日9時 天気 晴 水温 18.1℃ アワビをもっと間近で撮影できるよう、透明の飼育ケースにアワビを入れてみました。 このケースを飼育水槽内に沈めて、飼育環境と同じ状態でしばらく放置し、アワビが落ち着いたところで、ケース越しにアワビの動きを観察したり、接写したりする予定です(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年11月28日9時 天気曇 水温18.6℃ 飼育員の(山)です。先週後半出張で発電所に不在でした。都合23日から5日間生のヒラメさんたちに会っていません。YouTubeでヒラメさんの状態は確認できますが元気な姿を肉眼で見るまでは心配で・・・。6日ぶりに元気なヒラメさん達に会えてホッとしました。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2022年12月22日9時 天気 雨 水温 17.9℃ 水槽移動後のアワビの状況です。暗い所を好む習性からシェルターが必要ですが、まだ数がそろわないため、黒いシートで覆ってある水槽の角に集まっています。過密状態も解消され、戸惑いながらも元気にツノ(触角)が出ているので、快適みたいです。(山)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
1 year
2023年4月20日9時 天気 晴 水温18.7℃ ヒラメの健康診断の注意点です。麻酔薬の濃度と時間を守ること(かけすぎ危険)。口蓋中をライトで照らしてしっかり確認すること。麻酔から覚めると鋭い歯が危険なので検査は素早く行うこと。そしてなによりヒラメを傷つけないよう丁寧に、慎重に行うことです。(F)
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東京電力(海洋生物飼育日誌)
2 years
2022年11月30日9時 天気曇 水温18.1℃ 本日からトリチウム濃度の低い海水でヒラメ体液中トリチウム濃度確認試験を開始しました。午前10時頃、通常海水の水槽で飼育していたヒラメ32尾をトリチウム濃度を約30ベクレル/Lに調整した海水が入った水槽に移し替えました。今後経過を確認していきます(山)
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7 months
2023年11月30日9時 天気 晴 水温 18.5℃ そろそろ、半年に1回の健康診断の時期です。まずは訓練飼育施設のヒラメさんたちの健康診断を行いました。飼育員総出で、塩水浴をしながら麻酔をかけ、身体測定を行った後に鰓と喉の寄生虫の確認・除去を行いました。ヒラメさんすごく大きくなってます!(山)
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9 months
2023年9月29日9時 天気 晴 水温 18.6℃ 今夜は十五夜、中秋の名月。間もなくALPS処理水を添加した海水での飼育を開始してから1年になります。来週からは、1年前の様子と現在の様子を比べていきたいと思っています。(山) <次回は10月2日です>
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7 months
2023年11月27日9時 天気 晴 水温 18.6℃ 海ではアワビは昆布などの海藻を食べているので、訓練飼育中のアワビに市販の昆布を試しに与えてみたことを2月の日誌で紹介しました。アワビ飼育の専門家から定期的に与えると健康維持に効果的とのアドバイスをいただき、チャレンジすることにしました。(山)
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2 months
2024年4月12日9時 天気 曇 水温 18.1℃ 発電所にある約380本の桜が満開です。構内で働く方々が行きかう道路には桜並木になっているところもあり、皆さん桜を愛でながら春爛漫を満喫しているようです。発電所近郊には桜の名所、富岡町の「夜ノ森」があり、今週末は観桜で賑わうと思います。(山)
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2 years
2022年11月10日9時 天気晴 水温18.6℃ 今月に入ってから体液中のトリチウム測定のために切り身の試料を凍結乾燥させ、体液を抽出する作業を継続中です。不純物の混入を防ぎ、かつ抽出量をできるだけ多くすることが肝要です。上手に体液が抽出された後の切り身はドライフーズのようになります。(山)
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1 year
2023年2月20日9時 天気晴 水温18.4℃ 昨年9月にヒラメの試験飼育を始めた時は生後まだ半年で全長も平均16cmでした。もうすぐ誕生日を迎える今では25cm位になり与えている餌も一粒の大きさがこんなに大きくなって量も増えました。ただ全長は個体差があるので小さなヒラメにはちょっと食べにくいかな(山)
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9 months
2023年9月21日9時 天気 曇 水温 17.8℃ 水槽の底でじ~っとしているヒラメにカメラを近づけて撮影しました。何も動いていないように見えますが、時たま眼球がキョロキョロとし、鰓ゆらゆら、口がパクパクしているのが見て取れます。餌が放り込まれるのを待ち構えています。(山)
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1 year
2023年2月17日9時 天気 晴 水温 17.3℃ 「廃炉情報誌はいろみち」の編集兼撮影担当の社員がじっくり観察してヒラメのイラストを描き上げました。これまで味のあるイラストで紹介してきましたが、実はああでもないこうでもないと揉めていたのです。名前は何にしようかなー。(元)<次回は2月20日です>
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1 year
2023年2月1日9時 天気 晴 水温 17.5℃ 引き続き個体差の話。アワビも個体によって大きさや運動能力に差があります。給餌の餌に素早く喰らいつくアワビ、夜だけ動いて残り餌を喰うアワビ、小さなアワビを威嚇するアワビ等々。アワビ水槽の中でも熾烈な生存競争が繰り広げられています。(山)
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1 year
2023年3月2日9時 天気 曇 水温 17.1℃ 三寒四温で春が感じられるようになりました。春と言えば“恋”の季節。ヒラメもアワビも日照時間が長くなるにつれて成熟し、この季節を迎えるのだそうです。試験施設のヒラメとアワビはまだ幼いので“恋”の季節には早いですが、訓練施設はそろそろかなぁ?(山)
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