植村玄輝(UEMURA, Genki) Profile
植村玄輝(UEMURA, Genki)

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哲学者/哲学研究者(古典的現象学と現代現象学)。見解はすべて個人のものであり所属組織とは関係ありません。専門的なことはブログをどうぞ: お仕事のご用命はリンク先にあるメールアドレスまでお願いします。A Researcher in Philosophy.

Okayama
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
4 years
フッサールの『イデーンI』第2篇(の途中まで)の試訳を公開しています。最初のページの注意書きを読んだうえでご利用ください。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
1 year
「書く手が止まったらインプット不足をうたがって一次文献を読め」は哲学史研究の最重要原則だと思っているのに、うっかりこれを傍に置いて自分の頭で考えようとして状況を停滞させてしまうという現象がいまだにたまにある。というか今あった。反省しているのでここに書いておく。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
1 year
自分の頭で考えたいという欲望はかくも強く、他人の考えを理解したり整理したりするときにはこの欲望と戦わなけれならない。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
難しい哲学の本の読み方といえばフッサールの『論理学研究』第5研究の翻訳全ページに読解のヒントを付けたものをかつて作ったのだけれども自明な理由により公開することができない。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
慶應の通信教育部のオンライン授業をずっと担当しているんだけど、そのおかげで慶應義塾図書館(どう考えても国内の大学図書館で最強クラス)が契約している電子ジャーナルとEブックが自由に使えてたいへん助かっている。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
大学院生時代にいくつか翻訳やった経験からすると、著者が現役かつ自分の研究にとって重要な人である場合には、翻訳をやるといいことがかなりある。コネができるし、質問すると可能な限り丁寧に答えてくれる。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
私は卒論指導の過程では新書についてこんな感じのことを伝えている。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
「手を動かせ」「雰囲気でやるな」「理想を持って正しく妥協せよ」を研究の三大原則(重要度順)としたい。個別の状況での判断はだいたいこれらの原則から導けるはず。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
これは本当に重要で、一次文献に戻った方が結果として簡単に、そしてより良く解決できる問題はたくさんある。二次文献を読んで自分の立ち位置決めてから一次文献をチェリーピックする研究の方が行き詰まりやすいと思う。まあ当たり前の話。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
というわけで昨日の続き。いろんなことをはっきりさせたり考えたりするための手がかりとしていい論文だと思う。ちなみに私は著者の見解にかならずしも賛成しているわけではないです。 現代哲学の研究に哲学史は必要なのか(その2):何が誰にとって不要だとされているのか -…
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
フッサールの『イデーンI』は40代のうちに全訳して訳注つけて、手に入れやすい価格で出してくれる版元探して世に送り出すつもりでいますので、気長に待ってください(当方ただいま42歳)。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
1 year
メインで使っているのとは別の年の講義をチェックしたら、手元に用意した引用リストを使ってもうまく書けなくて放置していた段落があっさり書けるようになった。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
7 months
部屋の整理をしていたら出てきた岩波『思想』の2003年4月号。豪華な内容でそりゃまだ学部生だった私でも買うわ。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
「一人称的観点」を使った現象学の特徴づけについては、いまはこういう感じで説明するのがいいのではないかと考えている。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
『現象学と社会科学』第4号(特集:現象学とエスノメソドロジーの現在)が公開されました。無料。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
以前作って一時的に公開していたフッサール入門のための読書案内の改訂版を公開しました。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
カントの「超越論的」は、とりあえず「経験的ではない」に置き換えて、それによって形容されるものがどういう点で経験的ではないのか(経験の可能性の条件に関わるからなのか、物自体に関わるからなのか、可能な経験の限界を超えているからなのかetc.)を考えて意味を確定させるのがいいと思っている。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
わけあって木田元『現象学』(岩波新書、1970年)を20年くらいぶりに読み直している。少なくともフッサールの部分はいまでも読む価値あるな。たぶんBiemelの1959年論文にかなり依拠している。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
フーコー『現象学と心理学』が到着。軽くめくってみた感じ、かなりまじめにフッサールの勉強をした成果という趣き。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
新田義弘の『現象学とは何か』も、さすがにいま読むとどの話もだいたい分かるし、すごい本だというのもまあその通りだなと思う。しかし、これ(と、同じ著者の『現象学』)が入門書であるかのように紹介されていた時代が過ぎ去ったのは本当によかった。これで何人が出鼻を挫かれたんだろう。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
4 years
日本現象学会が編集・発行する『現象学年報』のバックナンバーは、実はこちらで最新号以外すべて公開されています。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
高橋里美胆力すごすぎ伝説の新たな証言を発見した。「〔高橋里美〕先生帰朝に当り、ハイデガーの肝煎りで送別会が催され、フッサールも臨席したが、フッサール曰く『タカハシ、君は日本へ帰つたらわしの哲学を講義して呉れるだらうな?』、先生答えて曰く『必ずしもさうでない』。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
「分析哲学と大陸哲学の対立は哲学における論証の位置づけと関連する」という仮説をサポートする経験的な証拠は見つからなかったよ、という論文が出た。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
「呼ばれ方にこだわってるうちは二流だ」という話をしたあとに「先生と呼ばないでください」とお願いする人がいて、こういうのはいいなと思ったことがある。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
日本哲学会の『哲學』の最新号のボリュームがすごい。今回から字数制限が大幅に緩和されて20000字程度までになったことが効いているんだと思うけど、掲載された論文数もたぶん例年より多めだよねこれ。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
三田会に寄付すると図書館への終身フルアクセスみたいな制度があったら、100万円くらいまでなら即断即決で振り込むのだが。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
日本科学哲学会のニューズレターに掲載された吉沢文武さんの「大学のなかのベジタリアン」という記事は、提案を含め、読む価値のある記事だと思いますよ(リンク先PDF)。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
フランス現象学におけるマルクス的契機。ドイツにおける初期の担い手がおおむね保守だったといっていい現象学が隣のフランスで左派の哲学になったのはどういう事情によるのかというのは、気になる。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
『現象学年報』第36号(2020年11月発行)が全文無料公開されました。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
最近は授業で「私は現象学的還元をしたことないし、そもそも現象学的還元のやり方がわからない(「自転車の乗り方がわからない」と同じような意味で)」と明言するようにしていて、今日もそうした。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
1 year
稲岡ほか編『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(総合法令出版、2022)を読んだ。首都圏の大学院に出入りしていると日々手に入れられる「最近こんな面白い論文読んだよ」情報を広い層に解放する試みとして、まずは諸手を挙げて歓迎されるべき一冊ではないでしょうか。
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87
@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
最近しみじみと思うのは、フッサールは20世紀哲学のための踏み台になったんだけど、後の人がすんなり進む道を試行錯誤しながら切り開いたうえにその過程のドキュメントを大量に残してくれていて、そこがめちゃくちゃ面白いということですね。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
そういえば昔、『言語哲学大全』新版を横組みで出版したらどうですかそういう話はないんですかと聞いたら「そんなことやったら(書き直したくなって)また20年かかる(からやらない)」(大意)という返事が返ってきたな。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
個人の感想ですが、「哲学史不要」論文は、「俺Tortoiseはセカンドからリアルタイムで聴いてるけどさあ、やっぱファーストだよ。サードも傑作だけど、あればっかり持ち上げるのはにわか」とか言ってくる音楽サークルのめんどくさい先輩みたいな人から哲学の一部を取り戻す試みみたいなもんですよ。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
大丈夫かこいつ?
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
修士課程のころにある先生から「なんで現象学者は40歳を過ぎると倫理学者になるの?」と質問され当時はバカ受けしただけで終わったのだが、私も40代になってからフッサール倫理学に手を染めてしまったし、一週間のうち一定の時間を公理主義について考えることにあてている。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
1 year
まだ途中だけどいまのところかなり面白い本です。いわゆるanalytic/continental divideに興味のある人は読んでみていいんじゃないんですかね。 アメリカ哲学における現象学とその不在の歴史 - 研究日誌
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
そういえば、カンブシュネルの*Descartes n’a pas dit*の翻訳『デカルトはそんなこと言ってない』(津崎良典訳、晶文社)が近刊らしく、いまから楽しみにしている。ソースは『世界哲学史 別巻』(ちくま新書、2020年)の230ページ。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
私はいまフッサールがちょうど『論理学研究』初版(1900/01)を刊行したころの年齢なのでよく分かるんだけど、あいつすごいわ。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
文献にはそれを読むべき各自のタイミングというものがあって、それに合わせて取り掛かると面倒だと思っていたものも苦しまずにに読める。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
8 months
それにしても無理やり資金捻出してマイノング全集(別巻込みの揃いで6万円)を買っておいて本当によかったな。まだ博士課程の院生だったころで、たぶん2009年の春のはず。高円寺の中央線高架下のみずほのATMでお金を下ろしたときの不安と興奮はよく覚えている。購入先の都丸書店はもう存在しない。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
2月4–8日の5日間に京大でフッサールの『論理学研究』第五研究について集中講義をします(土日もやります)。同研究の主要な論点を概説しつつ、私が用意したランニングコメンタリー(もうすぐ完成予定)を事前に読んで提出してもらった質問にも答えるという感じになる予定です。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
一般的な話としては私も同じ感触持ってるな。あと、古典的な哲学者の場合、だいたいのことを知りたければ本人が書いたものを読むのが手っ取り早いことも結構ある。研究者は「だいたいのこと」から先に何があるのかを示すことに血道を上げているので、説明がかえってわかりにくかったりする。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
セラーズによるカント図解。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
折りに触れて読み返すといい一節だと思うのでしつこく引用していきたい。「任意のものは任意のものに似ているため、歴史のなかに類似の議論の「系譜」をたどっていくことは、いくらでも可能であるように思われる〔……〕。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
座が白けてハイデガーあたりが相当に斡旋に気をつかつたらしいといふこと、旧台北帝大のM教授あたりから伝えられたらしい。」(小野浩、「ハイデガー先生の思ひ出」、192ページ、リンク先PDF)
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
4 years
いわゆる分析哲学の側から(というほど話は単純ではないけど)の「大陸哲学」への批判的なコメントとしては、Kevin Mulliganの一連の仕事は読むに値するのではないかと思います。いわゆる「大陸系」の人は腹を立てる話だろうけど、関連を文献ものすごく読んだうえでやってる。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
地方で孤立している院生や非・常勤研究者のサポートの大切さというのは首都圏や京阪神の大学の外に出たことない人にはピンとこないと思うので、また機会があったら何か書くか(書くことを保証する発言ではありません)。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
務台理作の「留学時代の高橋里美さん」というエッセイには、高橋がフッサールの面前で「あなたにとって現象学はザ・哲学(die Philosophie)だろうけど私にとっては哲学のひとつ(eine Philosophie)だ」(大意)と言ったというエピソードが紹介されている。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
ブノワのこの論文を訳したときに本人にいろいろ質問したおかげで理解がかなり深まって、そこで得たものが自分の博論で大きな役割を果たしている。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
分析哲学はもともとは大陸哲学ではなく伝統的な哲学に対比されていた、というGlock (2008, 85–86)の指摘はもっともだな。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
あと、哲学史研究の場合、自分にとって重要な一次文献を翻訳するとこれ以上なくテクストを読み込むことができるので、やる価値はある。ただ、こっちはいろいろハードルが高い(院生の段階だと、名の知れた人を共訳者か監訳者に立てないと出版の企画を通すのが難しいと思う)。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
8 months
「意味」は19世紀後半以降の哲学のさまざまな潮流に共通して出てくるキーワードで、これを手がかりにしていわゆる分析哲学と大陸哲学の両方を横断するでかい描像にたどり着けそうな感じもするけど、とにかく難しいしまだまだ時期尚早でしょうね。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
哲学系の論文や発表にある「〇〇の射程」というフレーズ(〇〇には概念や立場の名前が入る)は、意味はわかるけど自分では使ったことないし使うことなさそうな言葉のひとつだな。おそらくドイツ語の「Tragweite」の訳語で、日本における哲学研究が置かてれきたドイツ哲学からの影響を窺わせる。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
ついに現物が届いた。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
重要なことについて書かれた本を手に入れた。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
ある観点からみると現象学の歴史は現象学が多様性を失っていく歴史かもしれないということは、ずっと気にしつづけている。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
応用できるはずです。ちなみに原論文にも、民主主義の是非に関するプラトンやルソーの見解は現在のわたしたちにたいした助けにならないという趣旨の議論が出てきます(pp. 13–14)。
@konoy541
河野有理
2 years
下RT、面白いですね。政治学の古典を読むのは何の役に立つのか問題にも応用できそう。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
哲学系の新書で入門書として期待されている役割をきっちり話したいつものというと、まず思い浮かぶのは小林道夫『デカルト入門』(ちくま新書、2007年)かな。同じ意見を持っている人は多いはず。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
みすずの渡辺二郎訳は訳業としてはものすごいクオリティの高さなんだけど値段が高いし、それよりさらに悪いことに、底本のビーメル版がいまではまともな研究に使えるテクストとみなされていないんですよ(フッサール文庫がとうの昔に絶版にした)。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
いま思えば私の卒論は「二次文献を読んで自分の立ち位置決めてから一次文献をチェリーピックする研究」系だった。で、修士課程からD2の終わりくらいにかけて、今に続くようなスタイルに変わっていった。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
高橋自身もこのエピソードをある文章で振り返っていて、そのタイトルが「学者を怒らせた話」。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
ちなみに来月からはザハヴィ『フッサールの現象学』を教科書にして、かなりスタンダードなフッサール入門+そこから先への進み方という感じの授業をやる。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
功利主義のことを少しでも考えれば幸福が規範倫理学の��心問題のひとつであることはほぼ自明だと思うんだけどそうなっていない、あるいはそうなっていなかったというならば、それは、典型的には日本の大学の文学部とその上の大学院で研究・教育される哲学・倫理学の偏りのひとつを示しているのだろう。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
1 year
哲学の第一の目的は(真理に関する見解の一致ではなく)理解(understanding)だ、という趣旨論文。今日ざっと読んだけど面白かった。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
学振の外国人研究員内定者のヴィザ発行に成功したので、同様の問題でお悩みの受け入れ研究者の方にはresearchmapの連絡先アドレスにご一報いただければ情報提供いたします。情報といっても、必要な書類にこういう文書を添えたら発行できましたよ、という程度のものですが。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
ハイデガーとレーヴィットが書簡でフッサールやその他いろんな人の悪口言いあってるときの切り札のひとつは「実存の深みがない(大意)」だったなたしか。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
増刷されました。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
6 months
岡山、それは人が用水路とともに生きる街。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
何かにつけて勉強をしなくていい理由を見つけてしまいがちな人は、何かにつけて勉強をしなくていい理由を見つけてしまいがちな人生を送ってしまうよ。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
ちなみにプラトンやデカルト本人の書いたものを読まずに概説書を読むことは、どちらかといえば、Sauerの主張に反するというよりもしたがった行為だと思う。時間の無駄だとされることをしないで知見を得ようとしているので。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
笑いすぎて腹が痛くなった。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
カントの『純粋理性批判』にはオーディオブックがあるのだった。これを買えば、「今日のジョギングはA版演繹論を聴きながらにするか」みたいな生活ができる。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
目次が出ましたね。『現代思想』の大森荘蔵特集号に、大森らの座談会「分析哲学をめぐって」(1952年)について書いたものが載ります。フッサールも現象学も出てこないけど実存主義は出てきます。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
ちなみにドイツの大学の哲学者たちのナチスとの関わりについてはTilizkiのこの本を調べればだいたいのことはわかるはず。あと、この時期に活動したマイナーな哲学者の伝記的な事実について調べるのにも役立つ。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
【告知】瀬戸内哲学研究会 連続オンラインセミナー 「フッサールの倫理学と社会哲学」 第1回(2021年6月26日、10–12時) 植村玄輝(岡山大学)「アプリオリな構築的目的論と形而上学の究極の問い」 参加を希望される方は、下記のリンクから登録してください。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
現象学的方法と現代倫理学。フッサールの立場を価値の実在論(初期現象学に顕著な立場)と反実在論(サルトル、ボーヴォワール、メルロ=ポンティはこの立場だとされる)に位置づけ擁護するという感じで、現象学的倫理学な人は必読ではないでしょうか。オープンアクセス。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
ちなみにこのやり方は「超越論的経験(transzendentale Erfahrung/transzendental experience)」という用法もあるフッサールには通用しないので注意しましょう。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
8 months
マイナー哲学史をやってると特定の主題について人類を代表した探究者になることは主題を選ばなければ難しくないということがよく分かる。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
1 year
『あらわれを哲学する』が出ました。私も「像はどのようにあらわれるのか フッサールの像意識論を解釈して擁護する」という論文を寄稿しております。私がフッサールの話をすると現象学っぽさが感じにくくなるんですが今回はちゃんと現象学っぽい内容になりました。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
日本における現象学需要をしばらく追ってきて思うのは、Twardowski 1894以降のブレンターノ学派についてボルツァーノの立場も含めてちょうどいい感じの解像度で概略を示すような研究が日本語で読めると日本哲学史研究をしている人に役立つだろうな、ということ。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
3 years
ドレイファス&テイラー『実在論を立て直す』は、20世紀の哲学を振り返るためにも有益な本でおすすめです。基本的にはテイラーのプロジェクトをドレイファスが手伝ったことで出来上がった本だと思う。
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@GenkiUemura
植村玄輝(UEMURA, Genki)
2 years
こんどちゃんと書くつもりだけど、「最近の先行研究だって哲学史の一部だろ。哲学史不要じゃないじゃん」というタイプの反論は、「哲学史」という言葉をあまりにも広い意味で使っているため、ポイントを外していると思う。
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