第44回日本アカデミー賞の副賞協力のブルガリは、本年度の最優秀賞、話題賞、協会特別賞、新人俳優賞の受賞者たちへブルガリの時計を副賞として贈った。

Kis-My-Ft2の宮田俊哉を迎えて、時計について語ってもらう。アイドルきっての“オタク”であり、時計が大好きな宮田が愛用するロレックスやオーデマ ピゲを持ち込み、紹介してもらった。

圧倒的な存在感を放つミューズLISAと、ブルガリの永遠のアイコンウォッチ、「ブルガリ・ブルガリ」。気高く自信に満ちあふれ、エーデルワイスのようなフレッシュな魅力を放つ「ブルガリ・ブルガリ LISA 限定モデル」が登場する。

俳優・アーティストの山下智久がローマを訪れ、「ブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル」を着用したビジュアルが、ブルガリのローマ コンドッティ本店とローマ市内を一望できるジャニコロの丘で撮影された。

ブルガリは、ブランドアンバサダーを務める俳優の山下智久を、新作メンズレザーコレクションのキャンペーンビジュアルに起用した。

俳優・アーティストの山下智久が新曲「Forever in My Heart」をリリース。同日に配信予定のミュージックビデオではブルガリのアイテムをまとい、一部はブルガリ銀座タワーで撮影された。

ブルガリより、世界的アーティストLISAとのコラボレーションモデル「ブルガリ・ブルガリ LISA 限定モデル」が発表された。本作は、ステンレススティールと18Kピンクゴールドのコンビケースに、モザイクパターンのマザー・オブ・パールダイアルを組み合わせたモデルだ。2種類のサイズで展開され、いずれも数量限定で販売される。

ブルガリは、俳優・歌手である「山P」こと、山下智久氏がアンバサダーに就任することを発表した。山下智久氏は、これまで発表した楽曲や、繊細かつダイナミックに演じた役柄を通して、胸を打つ感動を人々に与えてきた。氏の放つカリスマ性と不屈のパイオニア精神がブルガリと共鳴し、ファミリーへ迎えられたことは必然であったといよう。今後山下智久氏は各界を代表する世界の著名なブルガリのアンバサダーたちと名を連ねる...

世界のセレブたちがどんな時計を着けているのか、ワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回はアイドルグループNEWSの元メンバー、手越祐也が着用していたロレックス「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」の腕時計を紹介しよう。

ブルガリのアンバサダーである俳優・歌手の山下智久さんのショートトリップフィルムが公開された。

B’zの松本孝弘と稲葉浩が愛用する腕時計ロレックスのモデルをチェックした。 松本孝弘が着けるのは「スヌーピー デイトジャスト」「」。 稲葉浩が着用したモデルは

2022年3月26日、IWCのインヂュニアがモデルチェンジを受けた。ジェラルド・ジェンタのデザインが復活したほか、前作では省かれていた耐磁性能が復活したのである。

1924年、シチズンの前身である尚工舎時計研究所は、同社にとって初めての製品となる懐中時計を完成させた。この懐中時計には、「永く広く市民に愛されるように」という思いを込めて、CITIZENの名前が与えられた。この初のCITIZEN銘の懐中時計発売から100年を迎えた節目に、シチズンは手巻き懐中時計を数量限定で発売する。

A.ランゲ&ゾーネ初のスポーティーモデルとなる「オデュッセウス」。スポーツウォッチブームに乗っただけの安直な新製品と思いきや、A.ランゲ&ゾーネらしい明快なコンセプトと、入念な仕立てを持つ時計だった。その全容を本誌編集長がリポートする。

11月3日（金）、NHKでパテック　　フィリップの特別番組『超絶技巧と極上美　スイス時計の至宝』が放映される。時間は21時15分〜22時14分まで。BSプレミアム、BS4Kの同時放送だ。

セイコーウオッチの修理・メンテナンスを担うセイコータイムラボが、脱磁器を一般ユーザー向けに販売を開始した。

世界のセレブたちがどんな時計を着けているのか、ワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は朝ドラ「おかえりモネ」での演技が話題沸騰の俳優、浅野忠信が着用するショパールを紹介する。

一流のセレブたちは一���どんな腕時計を選ぶのか？　世界のセレブたちのワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は世界選手権3連覇やグランプリファイナル3連覇といった輝かしい実績を誇るフィギュアスケート選手、ネイサン・チェンの腕時計を紹介しよう!

コロナに対する景気対策として、国が給付金なるものをくれるそうだ。限度額は10万円。その中で、これという時計を考えるのは楽しくもあり、案外難しい。というわけで、私たちクロノス編集部は10万円以内（税別）で買える時計を取り上げることにする。

ブルガリ ジャパンは、2022年12月7日（水）に「ブルガリ アウローラ アワード 2022」の授賞式とゴールデンカーペットセレモニーを開催した。

フレデリック・コンスタントの「スリムライン モノリシック マニュファクチュール」は一見、文字盤の6時位置に設けられた開口部が、同社のハートビートムーブメントを思わせる。しかし開口部からのぞくのはテンプではなく、全く新しいモノリシック オシレーターだ。ごくオーソドックスな見た目の時計を駆動するのは、革新をはるかに超えた、新時代の心臓である。

2021年1月5日、オメガはマスター クロノメーター規格に準拠したCal.3861を搭載する新しい「スピードマスター ムーンウォッチ マスター クロノメーター」を発表した。デザインはブレスレットをのぞいて、既存の「ムーンウォッチ」にほぼ同じ。加えてケース素材にはSSのほか、18Kセドナゴールドと18Kカノープスゴールドが用意された。風防の素材はサファイアクリスタルで、裏蓋もシースルー。しかし...

1974年、セイコーの「特選腕時計」として誕生したクレドールは、2024年で50周年を迎える。この節目の年に、クレドールより「ロコモティブ」がリリース。ジェラルド・ジェンタがデザインを手掛けたこの名作の復活モデルは、世界限定300本生産で、8月9日（金）より発売される。

世界のセレブたちがどんな時計を着けているのか、ワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は5ヵ国語を操るマルチリンガルであり、俳優、監督、ミュージシャン、モデルと幅広く活躍する多彩なディーン・フジオカが愛用するA.ランゲ&ゾーネの腕時計に着目した。

月額を払えば気に入った時計が借りられるトケマッチが2024年の1月に破綻。預けていた時計は戻ってくるのか？

フレデリック・コンスタントが新開発したモノリシック オシレーターを搭載する「スリムライン モノリシック マニュファクチュール」。機械式時計の心臓部に一石を投じる本作の魅力とは？　プレコグ・スタヂオ代表の安藤夏樹氏、時計ジャーナリストの篠田哲生氏というふたりの論客が『クロノス日本版』編集長・広田雅将と語り合う。

時計の世界で「中の人」と畏怖されるコレクターがいる。オメガだけを収集するくじらさんだ。ふたつ名の理由は、あまりにもオメガの情報に詳しいから。たまたま祖父の遺品を手にした彼は、驚異的な情熱でオメガの時計を集め、たちまち日本屈指のコレクターとなった。現在、その数はなんと90本以上。時計に興味のなかった青年はいかにしてオメガという「沼」に陥ったのか？　本人に心置きなく語ってもらうことにしよう。なお...

一部の愛好家はご存じの通り、『ちゃお』2019年12月号には、“かつてないゴージャスふろく”と称して小さな女性用時計が付録になっている。最近、おまけ付きの雑誌を見かけるようになったが、時計が付属した例はほとんどない。

2018年12月13日の正式発表以来、随時webChronosでも紹介を続けてきた“金無垢G-SCHOCK”こと、「G-D5000-9JR」の納品が19年12月より開始された。今回は記念すべきその第1本目が香川県高松市にある名店、アイアイ イスズに納品される様子をレポートしよう。

2020年6月10日、「時の記念日」は制定100周年を迎える。これを記念して、東京・上野の国立科学博物館では企画展「『時』展覧会2020」が開催される。時間意識の変化への起点のひとつとなった100年前の「時展覧会」での史料や、時計史のマイルストーンとなった名作時計約60点、NICTや時間学研究所による最先端研究などが紹介される。

2024年2月、カシオ計算機より新作モデルが登場した。1974年、同社初のデジタルウォッチであり、世界初のオートカレンダー機能を搭載した「カシオトロン QW02」の復刻である。カシオ計算機が時計事業50周年の節目に打ち出した、集大成のような1本だ。

世界の若手時計師の育成と独立を支援するスイスの「ヤング・タレント・コンペティション」。2020年、同賞の優勝者として、日本人として初めて関法史氏が受賞の栄冠に輝いた。その偉業を速報する。

2023年のロレックスは、デイトナ一辺倒だった。書きたいことがいろいろあるが、むしろ萌えたのはベーシックな「パーペチュアル 1908」だ。

今回レビューするのはロレックスの「オイスター パーペチュアル GMTマスター Ⅱ」、赤青ベゼルが特徴の通称“ペプシ”モデル。文句のつけようがないほどに圧倒的な完成度を誇るが、相変わらず入手困難であることは残念だ。

近年、各社がしのぎを削るようになった、ムーブメントの開発競争。とはいえ、「デザインや外装ではなく、ムーブメントで購入する腕時計を選ぶ」といったユーザーは、決して多くはないだろう。しかし、今回は一部の、ムーブメントのキャリバーナンバーを覚え、その歴史や用いられる技術を知り、魅了されてしまうような“時計オタク”に向けて、「ムーブメントで選びたい腕時計」を紹介する。モデルは時計専門誌『クロノス日本...

時計愛好家としても知られるミュージシャンの河村隆一が、自身の気になる時計ブランドについて語り合う企画。なぜ、パテック フィリップが数多くある高級時計ブラ���ドの中でも別格の存在として崇められているのか？ 『クロノス日本版』編集長の広田雅将と、その魅力に迫る。

お金も入ったし、いい時計を買おうと思ったあなた。ウェブや雑誌を見たら、ゼンマイで動く機械式時計は高級らしい、趣味としても面白いらしいとある。では、何を買えばいいの？そしてどう使えばいいの？数々の時計を買ってきてやらかした編集長、渾身のアドバイス連載です。

ブレゲの時計は、すべてスイス・ジュウ渓谷のロリアンにあるファクトリーで製作されている。いわばブレゲそのものと言えるこのファクトリーが、撮影はもちろん訪問さえ難しいのは当然だった。しかし2023年、ブレゲはロリアンのファクトリーを完全に公開した。しかも「人の顔が写っていなければ撮影は自由」とのこと。多くのブレゲ愛好家、そして時計愛好家にとってはおそらく初となる、ブレゲのファクトリー内部取材。そ...

時計愛好家としても知られるミュージシャンの河村隆一が、自身の気になる時計ブランドについて語り合う企画。なぜ、パテック フィリップが数多くある高級時計ブランドの中でも別格の存在として崇められているのか？ 『クロノス日本版』編集長の広田雅将と、その魅力に迫る。

チューダーが2023年のウォッチズ＆ワンダーズで披露した新作「ブラックベイ 54」は、コレクションの中でも“小さな”ダイバーズウォッチだ。単なるレトロウォッチに止まらない本作は流石の完成度で、時計愛好家にも刺さる実用機と言えるだろう。

ノモス グラスヒュッテ「ラドウィッグ」を『クロノス日本版』の編集部員が好き勝手に論評する。四半世紀にわたって愛され続けるモデルだが、現在では自社製ムーブメントを搭載し、外装も中身も一層の進化を遂げていた。

今回お預かりした時計はカルティエ タンク　マスト。非防水時計。防水構造を持たない時計は、夏の間や雨の時期に使用を控えるだけでなく、意識して欲しいことがある。 実は非防水時計には水気以外にも、大敵が存在する。パーツが枯渇しつつある現代に定期メンテナンス・点検を強くお願いしたい。また非防水時計と付き合っていくためにどうすれば良いか、私なりの提案を書いていく。

クロノス日本版の広田雅将編集長がパーソナリティを務めるラジオ番組「BEST ISHIDA Presents クロノス日本版 Tick Tock Talk♪」。今回は LUNA SEA のボーカルで、俳優・小説家・レーサー、そして音楽プロデューサーとしても活動中の河村隆一さんを迎えて収録したアフタートーク動画を紹介する。

「お売りできる時計はないんです。なのに、毎日のように来店される。お客様だから接客はさせていただきますが……。正直、接客が怖くなりました。」 こんな「被害」がロレックスの正規販売店で毎日のように起きている。人呼んで「ロレックスマラソン」である。

オメガは、コーアクシャルという新しい脱進機を採用した。これは、油切れが起こりにくく、理論上は精度の高い脱進機だ。

世界のセレブたちがどんな時計を着けているのか、ワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は元King & Princeのメンバーで、現在はアメリカのエージェントと契約を結び、夢へ向かって邁進中の岩橋玄樹が愛用するロレックス「オイスター パーペチュアル デイデイト」に着目した。

2005年10月にささやかに始まった『クロノス日本版』は、今号で100号を迎えました。支えてくださったすべての皆様に、まず御礼申し上げます。

2024年に発表されたグランドセイコーの新作を紹介。最注目は、グランドセイコー初の10振動手巻き時計「エボリューション9 コレクション 手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours」SLGW002およびSLGW003だ。Cal.9SA5をベースとしながらも手巻きの感触を追求し、全くの別ムーブメントに仕上げた。

2020年9月3日、グランドセイコーはプロトタイプムーブメントの「T0（ティー・ゼロ） コンスタントフォース・トゥールビヨン」を発表した。名称が示すとおり、これはトゥールビヨンに、主ゼンマイのトルクを均一にするコンスタントフォースを搭載したものである。

新しく発表された「キャリバー400」は、オリスが生み出した自動巻ムーブメントの基準を刷新する、全く新しいムーブメントだ。5 日間（120時間）パワーリザーブと高度な耐磁性を備え、推奨オーバーホール期間は10 年毎で、品質保証期間も10 年と、現段階で業界最長の保証期間をぶち上げた。

様々な紆余曲折を経て、2020年の新作の発表がされ始めた。各ブランドの新作の中から注目したい1本をピックアップし紹介する。今回はIWCの「ポルトギーゼ・オートマティック40」だ。小ぶりなケースに、屈強なムーブメントの組み合わせは、IWCファン以外にも響くはずだ。

基本的に、ユニークピースの製作を行わないオーデマ ピゲ。しかし、飛び抜けた依頼に対しては応じる場合がある。「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ グランドソヌリ カリヨン スーパーソヌリ」のユニークピースは、技巧とユニークさにおいて、歴史に残る1本となった。

2023年のロレックスは、デイトナ一辺倒だった。書きたいことがいろいろあるが、むしろ萌えたのはベーシックな「パーペチュアル 1908」だ。

2019年11月29日に上映をした映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』で監督･主演を務めたフィリップ・ラショーが選ぶ腕時計を紹介！

LUNA SEAのフロントマン、河村隆一に、ウォッチズ＆ワンダーズ2023で発表された新作からベスト5本を選んでもらった。選出された時計は、河村隆一さんが言うところの「真ん中」を体現したもの。河村隆一さんのチョイスを、その深いコメントとともに紹介する。

誰も知らない、しかしみんな知りたいロレックスの時計作り。2022年のウォッチズ＆ワンダーズ参加に伴い、同社は少しだけその情報を公開するようになった。その一端が、ロレックスのブース脇に設けられた、秘密の小部屋にあった。

2023年1月27日、オメガは新作「スピードマスター スーパーレーシング」を発表した。見た目は既存のクロノグラフをレーシーに仕立て直した物。ムーブメントも大きく変わってはいない。しかしこれは史上最強のオメガクロノグラフ、かもしれない。

今回はチェコ共和国の時計メーカー、プリムより「スパルタク」をレビューする。このモデルにはプレスリリースが添えられるような驚くべき新機構や新素材はなく、また超絶技巧が与えられている訳でもないが、魅力ある1本に仕上がっている。その魅力とはビンテージの雰囲気に“寄せている”のではなく、“持ち続けている”ことであり、「まんま1950年代の時計」なのである。

4月9日（火）から15日（月）にかけて、スイスのジュネーブで開催される時計の見本市ウォッチズ＆ワンダーズ ジュネーブ2024。この時計業界のビッグイベントをクロノス日本版編集長、広田雅将が日記形式でゆる〜くレポートする。フェア初日である4月9日は、カルティエやパテック フィリップ、ショパールなどを回った。

今回は、オメガの「スピードマスター ホワイトサイド オブ ザ ムーン」を、外装フェチの目線からレビューする。近年、オメガは急激に外装品質を高めているが、本作はその中でも傑出した仕上げを実現した1本だった。

ウォッチズ＆ワンダーズ ジュネーブで一番の注目を集めるロレックス。2024年にお披露目された新作は、意外にも既存のモデルの素材・色違いだった。ケースとブレスレットにゴールドをあしらった「ディープシー」、ベゼルにダイヤモンドをあしらった「デイトナ」、そしてベゼルの色を変えた「だけ」の「GMTマスターⅡ」である。しかし、これは予想外の「穴」だった。

全世界の時計好きと音フェチ感涙!! webChronosがお送りする「音で知る高級時計の世界」シリーズは“時計の音”にフォーカスした4K動画です。時計が発���る音を愉しみつつ、美しいムーブメントの姿や針の動きなどを4Kの高画質で堪能してください。作業用BGMに、仕事終わりの晩酌のお供に。今回はメディア世界初取材!! 2020年9月3日に発表されたばかりのグランドセイコー「T0 コンスタントフォ...

東京 銀座のシンボルともなっているセイコーハウス銀座の時計塔の文字盤に、ディズニー創立100周年を記念し、ミッキーマウスが登場した。この時計塔にキャラクターがあしらわれるのは初めてのことである。期間は2023年10月5日（木）から、ミッキーマウスおよびミニーマウスの誕生日に当たる11月18日（土）まで。さらに、期間中はセイコーハウス銀座の中央ショーウインドウにも、ミッキーマウスがテーマとなっ...

ETAには3つから4つ程度のグレードがあり、それぞれ精度と仕上げが異なります。

コンセプトやプロダクトとしての出来は文句なしながら、正当な評価を得られずに時代の片隅に埋もれてしまった都時計は少なくない。そんな名作たちに『クロノス日本版』編集長の広田雅将がスポットライトを当てる不定期連載。記念すべき初回は、広田が愛して止まないジン「244TI.I」を紹介する。

カシオのハイエンドラインは、日本で製造されている。工場があるのは、山形県の東根市。同社は世界中に工場を持つが、そのマザー工場が、山形カシオなのである。カシオを支える工場だけあって、そのハイテクぶりや、品質への執念はちょっと類を見ない。時計業界随一のスーパーファクトリー、その全容をご覧あれ！　

1月8日（火）、オメガは手巻きクロノグラフムーブメント、キャリバー321の再生産を発表した。基本設計を1942年のCHRO 27にさかのぼるこのムーブメントは、高名なスピードマスターはもちろん、80年代以降はパテック フィリップやヴァシュロン・コンスタンタン、ブレゲ、オーデマ ピゲなどからも、コンプリケーションのベースムーブメントとして採用された。

高級腕時計専門誌クロノス日本版[webChronos]オフィシャルサイトです。ブランド腕時計の最新情報やイベント情報、正規販売店を紹介致します。

2020年9月1日、聞こえる話題はロレックスばかりだった。この日、ロレックスが待望の新作を発表したのである。新作が出たなら見なきゃいかんでしょということで、都内某所に足を運び、一通り新作を見た。すでに色々な媒体が取り上げているので、概要は軽く語るに留め、あとはマニア目線で語りたい。

1990年代以降、復活したスイスの機械式時計。立役者となったのは、ETAの自動巻きムーブメントであるCal.2892A2だ。このムーブメントがなければ、機械式時計の市場は今のような姿になっていなかったかもしれない。そんな名機の意外な歴史を解説する。

以前レビューした7.5号に引き続き、6号も同様の機会をいただいた。前回は大塚ローテックの創業者である片山次朗氏が表現したいものを、時計を通して理解し、それを文章化することにトライした。今回も同様のアプローチにより、強烈な存在感を持つ6号の魅力を伝えてみたい。 注）筆者は細腕ゆえ純正ストラップでは長すぎることから、社外ショートストラップに変更している。

情報をたやすく開示することなく、口が堅いことから「牡蠣（オイスター）の如し」と評されるロレックス。ことに本社中心部や製造現場の様子は、ほとんど謎に包まれている状態だ。今回、約10年ぶりにスイス本社および製造拠点への訪問を許可されたクロノスドイツ版編集長リュディガー・ブーハーが、王冠を掲げた時計王国の知られざる世界を紹介する。