日本経済新聞社とテレビ東京の23〜25日の世論調査で、与野党の論戦をはじめとする国会の活動に関して尋ねると「評価しない」が68%だった。「評価する」は24%となった。自民党派閥の政治資金問題に国会論戦の時間が割かれている現状を有権者が評価していないとみられる。「評価する」と答えたのは自民党、立憲民主党の支持層でそれぞれ3割だった。特定の支持政党を持たない無党派層に限ると21%にとどまった。
昭和52年の発表以来、40年を経ていまだに多くの論者に引用、紹介される名著。今年3月も、NHK Eテレ「100分deメディア論」で、社会学者・大澤真幸氏が本書を紹介し、大きな反響があった。日本には、誰でもないのに誰よりも強い「空気」というものが存在し、人々も行動を規定している・・・。これは、昨今の政治スキャンダルのなかで流行語となった「忖度」そのものではないか! 山本七平は本書で「「空気」と...