「自己肯定の鬼」というタイトルで臆面もなく投稿するほど、私は自己肯定感が強い。 だが、そんな鬼にも死角はある。 「どうあがいても今生では手が届きそうもないな」という善き属性がある。今生は「こんじょう」と読むのじゃよ、若いの……。 それは、「気高さ」という美徳だ。 こればかりは、今生どころか、3回生まれ変わっても無理そうだ。 SARSから世界を救った医師 「気高さ」とは、どんな属性だろう。...